秋の花壇におすすめの一年草と多年草
2026年2月6日

秋の花壇におすすめの一年草と多年草を詳しく解説。パンジー、ビオラ、ダリア、ガーデンシクラメンなど人気品種の特徴、植え付け時期、日当たりや水やりのポイント、冬越し対策まで、初心者にもわかりやすくご紹介します。
秋の花壇におすすめの一年草と多年草
秋の花壇は、夏の暑さが和らぎ、ガーデニングが再び楽しめる絶好の季節です。この時期に植える花は、冬から春にかけて美しい花を咲かせ、寒い季節の庭を彩ってくれます。秋植えの花は9月中旬から10月下旬に植えるのがベストで、気温が安定し根がしっかり張る時期を狙うことで、その後の生育がスムーズになります。一年草と多年草にはそれぞれ特徴があり、上手に組み合わせることで一年中楽しめる花壇を作ることができます。
一年草・季節の花の育て方完全ガイドでは、年間を通じた花選びのポイントを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
秋におすすめの一年草
一年草は花期が長く、春から秋まで連続して咲く特徴があります。毎年新しい品種を楽しめるのも一年草の魅力です。

パンジー・ビオラ
パンジーとビオラは耐寒性が高く、秋冬春と長期間花壇を彩れる一年草の代表格です。花色や柄が豊富で、初心者でも育てやすいのが特徴です。日当たりの良い場所を好み、水はけの良い土壌で育てましょう。寒さに強いため、-5℃程度まで耐えられます。
植え付け時期は9月下旬から11月が適期で、春まで次々と花を咲かせます。定期的な花がら摘みを行うことで、より多くの花を楽しむことができます。
ノースポール
白い花びらに黄色い花芯がかわいらしいノースポールは、寒さに強いため秋に植えて冬から春の花壇を彩ってくれます。マーガレットに似た清楚な雰囲気があり、他の花との相性も抜群です。
こぼれ種でも増えやすく、手間がかからないのも魅力です。日当たりと水はけの良い場所で育てれば、たくさんの花を咲かせてくれます。
スイートピー
香りの良い花を春先まで次々咲かせるスイートピーは、蝶形の花を密集させて咲かせるゴージャスな存在感が特徴です。ピンク、紫、白など色彩も豊富で、切り花としても人気があります。
つる性なので、支柱やネットを用意して育てましょう。ガーデニングツール・資材の完全ガイドでは、適切な支柱の選び方も解説しています。
ハボタン
葉が花のように美しく色づくハボタンは、秋冬の花壇に欠かせない存在です。寒さにあたることで色が鮮やかになり、正月の飾りとしても重宝されます。紫、ピンク、白、緑など多彩な色があり、組み合わせ次第で華やかな花壇を演出できます。
秋におすすめの多年草
多年草は毎年植え替える必要がなく管理が楽という利点があります。一度植えれば何年も楽しめるため、花壇の基本となる植物として活用できます。

ダリア
ダリアは秋ガーデンの主役で、豪華な花が咲く多年草です。花の形や色、草丈が豊富で、小輪から大輪まで様々なサイズが楽しめます。涼しくなってから開花するため、秋に最も美しい姿を見せてくれます。
球根を掘り上げて保存すれば、翌年も楽しむことができます。日当たりと水はけの良い場所で育て、倒れやすい品種には支柱を立てましょう。
ガーデンシクラメン
寒さに強いシクラメンで、花壇に地植えしても冬の間元気に咲いて冬越しします。室内用のシクラメンと違い、屋外での栽培に適しています。赤、ピンク、白などの花色があり、寒い時期の花壇を明るく彩ります。
半日陰でも育つため、日当たりが悪い場所でも楽しめるのが魅力です。霜には弱いので、寒冷地では軽く霜よけをしましょう。
チョコレートコスモス
深いレッドカラーの花色がおしゃれなチョコレートコスモスは、名前の通りほのかにチョコレートの香りがします。人気品種の「チョカモカ」は暑さに強く、育てやすい改良品種です。
秋の花壇にシックな雰囲気を加えたいときにぴったりの多年草です。日当たりの良い場所で育て、水はけの良い土壌を好みます。
宿根ネメシア
可憐な小花を次々と咲かせる宿根ネメシアは、秋植えに向いている多年草です。耐寒性があり、春まで長く花を楽しめます。白、ピンク、紫、黄色など色彩が豊富で、寄せ植えにも適しています。
寄せ植え・コンテナガーデンの完全ガイドでは、宿根ネメシアを使った素敵な組み合わせも紹介しています。
クリスマスローズ
冬から早春にかけて花を咲かせるクリスマスローズは、下向きに咲く花が上品な印象を与えます。寒さに強く、半日陰でも育つため、樹木の下など日当たりが悪い場所でも美しく咲きます。
花色は白、ピンク、紫、緑など多彩で、一度植えれば毎年花を楽しめる優秀な多年草です。
秋の花壇の植え方のポイント
秋の花壇を成功させるには、いくつかの重要なポイントがあります。

植え付け時期
秋植えの花は、気温が安定してから植えるのが重要です。近年は10月になっても暑い日があるため、気温をチェックしながら植え付けましょう。残暑によって球根が腐ったり、蒸れて生育が悪くなることがあります。
一般的には9月中旬から10月下旬が適期ですが、地域によって異なるため、お住まいの地域の気候に合わせて植え付け時期を調整しましょう。
日当たりの確保
秋冬は日照時間が短くなるため、1日4時間以上の直射日光が重要です。日当たりの良い場所で育てることで、花のつき方が良くなります。特に一年草は日光を好むものが多いため、できるだけ日当たりの良い場所を選びましょう。
半日陰でも育つ多年草を上手に活用すれば、日陰の花壇も美しく彩ることができます。
水やりの管理
気温が下がると土の乾きが遅くなるため、過湿に注意しましょう。土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えるのが基本です。特に植え付け直後の1〜2週間は根付きやすくするため、土が乾きすぎないよう注意します。
冬場は水やりの回数を減らし、土が完全に乾いてから水を与えるようにしましょう。水やり・灌漑システムの完全ガイドでは、季節ごとの水やりのコツを詳しく解説しています。
土づくり
秋植えの花を元気に育てるには、土づくりが重要です。水はけの良い土壌を作るため、赤玉土や腐葉土を混ぜ込みましょう。市販の培養土を使う場合も、元肥を混ぜ込んでから植え付けると良いでしょう。
土づくり・堆肥・肥料の基礎知識と実践ガイドでは、花壇に適した土の作り方を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
花苗と球根の選び方
良い苗の見分け方
苗から育てる場合は、葉の色が濃く、葉が元気良く茂っているものを選んで購入しましょう。つぼみがたくさんついているのも重要なポイントです。茎がしっかりしていて、ぐらつかない苗を選びましょう。
葉が黄色くなっていたり、病害虫の跡が見られる苗は避けましょう。株元がしっかりしていて、根が張っている苗が良い苗です。
球根の選び方
球根を選ぶ際は、手に取り、しっかりとした重さがあり、傷がなく、皮にツヤのある綺麗な球根を選びましょう。傷や汚れがあるものは、病気になっていたり、病気になりやすいので要注意です。
柔らかくなっている球根や、カビが生えている球根は避けましょう。大きくて重い球根ほど、立派な花が咲きます。
秋の花壇管理の注意点
冬越し対策
秋植えの球根は寒さにあうことで開花の準備を始めるので、冬越し対策の心配はほとんどありません。しかし、苗の場合は品種に応じた防寒対策が必要です。

「耐寒性」と「半耐寒性」の品種がありますので、品種に応じた対策をしましょう。霜が降りる地域では、霜よけをしたり、マルチングをして根を保護しましょう。
病害虫対策
秋は比較的病害虫が少ない季節ですが、アブラムシやナメクジなどには注意が必要です。見つけたら早めに駆除しましょう。病害虫対策と防除の完全ガイドでは、具体的な対策方法を詳しく解説しています。
風通しを良くすることで病気を予防できます。密植しすぎないように注意し、枯れた葉はこまめに取り除きましょう。
定期的な手入れ
秋の花壇を美しく保つには、定期的な花がら摘みが重要です。咲き終わった花をそのままにしておくと、種をつけようとして株が疲れてしまいます。こまめに花がらを摘み取ることで、次の花が咲きやすくなります。
月に1〜2回程度、液体肥料を与えると花つきが良くなります。寒くなると生育が緩やかになるため、肥料は控えめにしましょう。
一年草と多年草の組み合わせ方
秋の花壇を長く楽しむには、一年草と多年草を上手に組み合わせることが大切です。
レイアウトの基本
花壇の後方には背の高い多年草を配置し、前方には低い一年草を配置すると、立体感のある花壇になります。ダリアやクリスマスローズを後方に、パンジーやノースポールを前方に配置すると、バランスの良い花壇になります。
造園・ガーデンデザインの基本と実践ガイドでは、美しい花壇のレイアウト方法を詳しく解説しています。
色の組み合わせ
同系色でまとめると統一感のある落ち着いた花壇になり、補色を使うと華やかで目を引く花壇になります。秋らしい色合いとして、オレンジ、黄色、紫、赤などを組み合わせるとシックな雰囲気になります。
白い花を加えると、全体の印象が明るくなり、他の色を引き立てる効果があります。
秋の花壇におすすめの品種比較
| 植物名 | 分類 | 花期 | 耐寒性 | 日当たり | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| パンジー | 一年草 | 10月〜5月 | 強い | 日向 | 花色豊富、初心者向け |
| ビオラ | 一年草 | 10月〜5月 | 強い | 日向 | 小輪多花性、丈夫 |
| ノースポール | 一年草 | 12月〜5月 | 強い | 日向 | 白花、こぼれ種で増える |
| ハボタン | 一年草 | 11月〜3月 | 強い | 日向 | 葉が美しい、正月飾りに |
| ダリア | 多年草 | 7月〜11月 | やや弱い | 日向 | 豪華な花、品種多数 |
| ガーデンシクラメン | 多年草 | 10月〜4月 | やや強い | 半日陰 | 地植え可能、耐寒性あり |
| チョコレートコスモス | 多年草 | 9月〜11月 | やや強い | 日向 | シックな花色、香りあり |
| 宿根ネメシア | 多年草 | 10月〜6月 | やや強い | 日向 | 小花が可憐、長期開花 |
| クリスマスローズ | 多年草 | 1月〜4月 | 強い | 半日陰 | 下向きに咲く、長寿命 |
まとめ
秋の花壇は、一年草と多年草を上手に組み合わせることで、冬から春にかけて長く楽しめます。パンジーやビオラなどの一年草は花期が長く、初心者でも育てやすいのが魅力です。一方、ダリアやクリスマスローズなどの多年草は、一度植えれば毎年花を楽しめる利点があります。
植え付け時期や日当たり、水やりなどのポイントを押さえて、美しい秋の花壇を作りましょう。季節の園芸カレンダー:月別・季節別ガイドでは、年間を通じた花壇管理のスケジュールを紹介していますので、計画的なガーデニングにお役立てください。
秋は気候も穏やかで、ガーデニングに最適な季節です。お気に入りの花を選んで、素敵な花壇づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。





