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果樹栽培の完全ガイド:家庭で楽しむ果物づくり

果樹の肥料と年間施肥スケジュール

2026年2月6日

果樹の肥料と年間施肥スケジュール

果樹栽培における適切な施肥方法を徹底解説。基肥・追肥・お礼肥の年間スケジュール、肥料の3要素(窒素・リン酸・カリウム)の働き、リンゴ・モモ・ミカンなど種類別の施肥計画、有機肥料と化成肥料の使い分け、効果的な施肥方法まで、初心者にもわかりやすく紹介します。

果樹の肥料と年間施肥スケジュール

果樹栽培において、適切な施肥は美味しい果実を収穫するための最も重要な要素の一つです。しかし、肥料を与えるタイミングや量、種類を間違えると、樹勢が弱まったり、果実の品質が低下したり、最悪の場合は肥料焼けを起こして樹を枯らしてしまうこともあります。本記事では、果樹の施肥に関する基礎知識から年間スケジュール、具体的な施肥方法まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。土づくり・堆肥・肥料の基礎知識についても併せて学ぶことで、より効果的な果樹栽培が可能になります。

果樹施肥の基本:3つの施肥時期

果樹の施肥は、樹の生育サイクルに合わせて年間3回に分けて行うのが基本です。それぞれの施肥には明確な目的があり、適切なタイミングで行うことが重要です。

果樹施肥の基本:3つの施肥時期 - illustration for 果樹の肥料と年間施肥スケジュール
果樹施肥の基本:3つの施肥時期 - illustration for 果樹の肥料と年間施肥スケジュール

基肥(元肥):11月〜3月

基肥は果樹が休眠期に入る晩秋から早春にかけて施す肥料で、年間施肥量の30〜50%を占める最も重要な施肥です。この時期に施した肥料は、春の芽吹きや開花、初期の果実発育に必要な養分として蓄えられます。

基肥には有機質肥料を中心に使用し、ゆっくりと分解されて樹に吸収されるようにします。油かす、鶏糞、堆肥などの有機肥料は、土壌改良効果もあるため理想的です。施肥のタイミングは、11月下旬から12月上旬が最適で、寒冷地では融雪直後の3月に行います。

基肥を施す際は、樹冠の外周部分(ドリップライン)に溝を掘り、そこに肥料を施して土と混ぜ合わせます。根が直接肥料に触れないよう、深さ20〜30cm程度の溝に施すのがポイントです。

追肥:6月〜7月

追肥は果実の肥大期に施す肥料で、年間施肥量の15〜30%程度を2回に分けて施します。第1回目は4月上中旬、第2回目は5月上中旬に行うのが一般的です。

この時期の施肥は、果実の発育を促進し、品質を向上させることが目的です。特にカリウム(加里)を多く含む肥料を使用することで、果実の糖度が上がり、色づきも良くなります。化成肥料や速効性の液体肥料を使用することで、即効性のある効果が期待できます。

追肥は樹冠下の土壌表面に散布し、軽く土と混ぜ合わせます。降雨前に施すと、雨水とともに肥料分が土中に浸透するため効率的です。

お礼肥(秋肥):収穫後

お礼肥は果実の収穫が終わった直後に施す肥料で、年間施肥量の25〜40%を占めます。収穫によって消耗した樹の体力を回復させ、翌年の結果母枝(果実をつける枝)の充実を図ることが目的です。

速効性の窒素肥料を主体に、少量を施します。収穫直後から9月下旬までに施すのが理想的で、遅くとも10月上旬までには完了させましょう。あまり遅い時期に施すと、新梢が伸びすぎて冬の寒害を受けやすくなります。

リンゴやナシなどの落葉果樹では、この時期に十分な養分を蓄えることで、翌春の花芽形成が促進されます。剪定・整枝の技術と組み合わせることで、樹形のバランスも整えられます。

肥料の3要素と果樹への効果

果樹栽培において重要な肥料の3要素(窒素・リン酸・カリウム)は、それぞれ異なる役割を持っています。バランスよく施すことが、健康な樹と美味しい果実の収穫につながります。

肥料の3要素と果樹への効果 - illustration for 果樹の肥料と年間施肥スケジュール
肥料の3要素と果樹への効果 - illustration for 果樹の肥料と年間施肥スケジュール

窒素(N)の働き

窒素は植物の細胞や葉緑素を作るのに欠かせない成分で、樹勢を強め、葉の生育を促進します。窒素が不足すると、葉が小さく黄色くなり、樹全体の生育が悪くなります。逆に過剰になると、枝葉ばかりが茂って果実の品質が低下し、病害虫にも弱くなります。

果樹の場合、窒素は春から初夏にかけての生育期に最も必要とされます。しかし、7月以降の窒素施肥は避けるべきです。なぜなら、晩夏から秋にかけて窒素が効くと、霜害に弱い新芽が出てしまい、冬の寒さで枯死する可能性があるためです。

リン酸(P)の働き

リン酸は根の発達を促進し、花芽の形成や開花、結実に重要な役割を果たします。リン酸が不足すると、花付きが悪くなり、果実の発育も遅れます。また、根の発達が不十分になるため、樹全体の生育も悪化します。

リン酸は土壌中で移動しにくい性質があるため、基肥として根の周辺に施すことが効果的です。骨粉や過リン酸石灰などがリン酸を多く含む肥料として知られています。

カリウム(K)の働き

カリウムは果実の糖度を高め、品質を向上させる最も重要な要素です。また、樹の耐病性や耐寒性を高める効果もあります。カリウムが不足すると、果実が小さく味も悪くなり、葉の縁が枯れ込む症状が現れます。

果実の肥大期から成熟期にかけてカリウムの需要が高まるため、追肥やお礼肥でカリウムを多く含む肥料を施すことが重要です。硫酸カリや草木灰などがカリウム供給源として適しています。

肥料要素主な効果不足時の症状過剰時の問題施肥の重点時期
窒素(N)樹勢強化・葉の生育促進葉が黄色く小さくなる枝葉過繁・果実品質低下春〜初夏(4〜6月)
リン酸(P)根の発達・花芽形成促進花付き不良・結実不良ほとんど問題なし基肥(11〜3月)
カリウム(K)果実の糖度向上・耐病性向上果実が小さい・味が悪いまれに塩類集積追肥・お礼肥(6〜9月)

詳細な肥料の基礎知識については、土づくり・堆肥・肥料の基礎知識と実践ガイドも参考になります。

果樹の種類別・年間施肥スケジュール

果樹の種類によって、最適な施肥スケジュールは異なります。ここでは代表的な果樹について、具体的な施肥スケジュールを紹介します。

果樹の種類別・年間施肥スケジュール - illustration for 果樹の肥料と年間施肥スケジュール
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リンゴ・ナシの施肥スケジュール

リンゴやナシなどの仁果類は、比較的多くの肥料を必要とします。成木(樹齢10年以上)の場合、年間窒素施肥量を100とすると、以下のような配分が理想的です。

9月下旬〜10月上旬(お礼肥):窒素30%、カリウム重視

3月下旬〜4月上旬(基肥):窒素20%、リン酸重視

5月上旬(第1回追肥):窒素15%、バランス

6月上旬(第2回追肥):窒素20%、カリウム重視

7月上旬(第3回追肥):窒素15%、カリウム重視

リンゴの場合、成木は年間8〜12インチ(約20〜30cm)の新梢成長が目安です。これより少ない場合は施肥量を増やし、多い場合は減らすことで適切な樹勢を保てます。

モモ・ウメなどの核果類の施肥スケジュール

モモやウメ、スモモなどの核果類は、比較的少ない肥料で育ちます。施肥量が多すぎると樹勢が強くなりすぎて果実の品質が低下するため注意が必要です。

11月〜12月(基肥):年間窒素量の40%

3月中旬(第1回追肥):年間窒素量の20%

6月上旬(第2回追肥):年間窒素量の20%

収穫直後(お礼肥):年間窒素量の20%

核果類は新梢の成長が旺盛で、成木の場合は年間12〜18インチ(約30〜45cm)の成長が標準です。樹勢が強すぎる場合は、基肥を減らし、お礼肥を増やすことでバランスを調整できます。

ミカン・柑橘類の施肥スケジュール

柑橘類は常緑樹のため、施肥のタイミングが落葉果樹とは異なります。春と秋の年2〜3回に分けて施すのが基本です。

3月上旬(春肥):年間窒素量の40%、バランス型

6月上旬(夏肥):年間窒素量の30%、カリウム重視

9月下旬(秋肥):年間窒素量の30%、リン酸・カリウム重視

柑橘類は寒害に弱いため、晩秋以降の施肥は避けます。また、果実の糖度を上げるため、8月以降はカリウムを多めに施すことが重要です。詳しい柑橘栽培の情報は柑橘類の施肥ガイドが参考になります。

ブドウの施肥スケジュール

ブドウは樹勢のコントロールが重要な果樹です。施肥量を調整することで、果実の品質を大きく変えることができます。

2月下旬〜3月上旬(基肥):年間窒素量の50%

5月下旬(追肥):年間窒素量の25%

収穫後(お礼肥):年間窒素量の25%

ブドウ栽培では、新梢の勢いを見ながら施肥量を調整します。樹勢が強すぎると果房が大きくなりすぎて糖度が下がるため、適度な樹勢を保つことが重要です。

肥料の種類と特徴:有機肥料vs化成肥料

果樹に使用する肥料には、有機肥料と化成肥料の2種類があります。それぞれに長所と短所があるため、目的に応じて使い分けることが重要です。

肥料の種類と特徴:有機肥料vs化成肥料 - illustration for 果樹の肥料と年間施肥スケジュール
肥料の種類と特徴:有機肥料vs化成肥料 - illustration for 果樹の肥料と年間施肥スケジュール

有機肥料の特徴と使い方

有機肥料とは、植物や動物由来の原料から作られた肥料で、油かす、鶏糞、牛糞、骨粉、魚粕などがあります。有機肥料の最大の利点は、肥料効果だけでなく土壌改良効果もある点です。

油かす(菜種油かす・大豆油かす)

窒素とリン酸を多く含み、ゆっくりと分解されて肥効が持続します。基肥として最適で、1平方メートルあたり200〜300gを目安に施します。発酵油かすを使用すると、より早く効果が現れます。

鶏糞

窒素・リン酸・カリウムをバランスよく含み、比較的早く効き始めます。価格も安価なため、広い面積の果樹園でよく使用されます。ただし、未発酵の生鶏糞は臭いが強く、発酵させて使用するのが一般的です。

牛糞堆肥・豚糞堆肥

肥料成分は少ないものの、土壌の保水性や通気性を改善する効果が高く、土づくりに最適です。基肥と一緒に施すことで、長期的な土壌改良が期待できます。

骨粉

リン酸を多く含み、根の発達や花芽形成に効果的です。効き始めるまでに時間がかかるため、基肥として使用します。

有機肥料は化成肥料と比べて効き始めるまでに時間がかかりますが、肥効が長続きし、土壌の物理性も改善します。また、有用微生物の活動を活発にし、根の生育環境を整える効果もあります。

化成肥料の特徴と使い方

化成肥料は化学的に合成された肥料で、成分が明確で扱いやすいのが特徴です。果樹栽培では、8-8-8や10-10-10などのバランス型化成肥料がよく使用されます。

バランス型化成肥料(NPK=10-10-10など)

窒素・リン酸・カリウムがほぼ同量含まれており、基肥や追肥に幅広く使用できます。使用量の計算がしやすく、初心者にも扱いやすい肥料です。

高度化成肥料(硫安、過リン酸石灰、硫酸カリなど)

特定の成分だけを含む肥料で、不足している養分を補給する際に使用します。例えば、果実の糖度を上げたい場合は硫酸カリを追肥として施します。

緩効性化成肥料(被覆肥料)

肥料成分がゆっくりと溶け出すよう加工された肥料で、1回の施肥で長期間効果が持続します。施肥の手間を減らせるため、家庭果樹園では便利です。

液体肥料

水に溶かして使用する肥料で、葉面散布や潅水施肥に使用します。即効性があるため、生育途中で養分不足が見られた場合の応急処置に適しています。

化成肥料は有機肥料と比べて即効性があり、必要な成分を的確に補給できますが、土壌改良効果はありません。理想的には、基肥に有機肥料、追肥に化成肥料を使用することで、両方の利点を活かすことができます。

詳しい肥料の選び方については、農家webの果樹肥料ガイドが参考になります。

施肥の実践:効果的な施肥方法と注意点

肥料の効果を最大限に引き出すためには、正しい施肥方法を実践することが重要です。ここでは、具体的な施肥方法と注意すべきポイントを解説します。

施肥の実践:効果的な施肥方法と注意点 - illustration for 果樹の肥料と年間施肥スケジュール
施肥の実践:効果的な施肥方法と注意点 - illustration for 果樹の肥料と年間施肥スケジュール

ドリップライン施肥法

果樹の根は、樹冠の広がりとほぼ同じ範囲に分布しています。特に養分を吸収する細根は、樹冠の外周部分(ドリップライン)に多く分布しているため、この部分に肥料を施すのが最も効果的です。

手順:

  1. 樹冠の外周に沿って、円形または半円形の溝を掘る(深さ20〜30cm、幅20〜30cm)
  2. 溝に肥料を均等に散布し、土と軽く混ぜ合わせる
  3. 掘り上げた土を戻し、軽く踏み固める
  4. 十分に水を与える

この方法は基肥を施す際に特に効果的で、肥料が雨水とともにゆっくりと根の周辺に浸透していきます。

全面施肥法

比較的狭い範囲に複数の果樹が植えられている場合や、草生栽培を行っている場合は、樹冠下の土壌表面全体に肥料を散布する全面施肥法が便利です。

手順:

  1. 樹冠下の土壌表面に肥料を均等に散布する
  2. 熊手やレーキで土と軽く混ぜ合わせる
  3. 降雨を待つか、散水する

この方法は追肥やお礼肥に適しており、作業が簡単で時間もかかりません。ただし、肥料が表層にとどまりやすいため、基肥には向きません。

葉面散布

液体肥料を水で薄めて葉に散布する方法で、即効性が非常に高いのが特徴です。養分不足の症状が現れた場合や、開花期・結実期に追加で養分を供給したい場合に有効です。

手順:

  1. 液体肥料を規定の濃度に水で薄める(通常500〜1000倍)
  2. 早朝または夕方に、葉の表裏に均等に散布する
  3. 週1回程度を目安に繰り返す

葉面散布は補助的な施肥方法であり、土壌施肥の代わりにはなりません。あくまで通常の施肥に加えて行うものと考えてください。

施肥量の目安と調整方法

果樹の施肥量は、樹の大きさ、年齢、土壌条件、前年の収量などによって変わります。一般的な成木(樹齢10年以上)の場合、1本あたりの年間施肥量の目安は以下の通りです。

リンゴ・ナシ:窒素300〜500g、リン酸200〜300g、カリウム300〜400g

モモ・ウメ:窒素200〜400g、リン酸150〜250g、カリウム200〜350g

ミカン:窒素250〜400g、リン酸150〜250g、カリウム250〜400g

ブドウ:窒素200〜350g、リン酸150〜200g、カリウム200〜300g

これらの数値はあくまで目安です。樹の生育状態を観察し、前年の新梢の伸び具合を測定して調整することが重要です。新梢の成長が標準より少ない場合は施肥量を10〜20%増やし、多すぎる場合は10〜20%減らします。

施肥時の重要な注意点

肥料焼けを防ぐ

肥料を根の近くに大量に施すと、土壌の浸透圧が高くなり、根が水を吸収できなくなる「肥料焼け」が発生します。特に化成肥料は濃度が高いため、根から十分に離して施すことが重要です。

7月以降の窒素施肥を避ける

晩夏から秋にかけて窒素が効くと、新梢が伸びすぎて冬の寒害を受けやすくなります。7月以降は窒素を控え、カリウムとリン酸を中心に施肥します。

幼木には少なめに

植えつけ後5年程度までの幼木は、まだ根の張りが十分でないため、成木の半分以下の施肥量で十分です。野菜や花を育てていた土地に果樹を植えた場合は、さらに少なくても問題ありません。

土壌診断の活用

数年に一度は土壌診断を行い、土壌のpHや養分状態を確認することをおすすめします。不足している養分だけを補給することで、無駄な施肥を避けられます。

適切な施肥と併せて、病害虫対策と防除の完全ガイド季節の園芸カレンダーも参考にすることで、より健全な果樹栽培が可能になります。

よくある施肥の失敗と対処法

果樹栽培において、施肥に関するトラブルは珍しくありません。ここでは、よくある失敗例とその対処法を紹介します。

窒素過多による樹勢過強

症状:新梢が長く伸びすぎる、葉が濃緑色で大きい、花付きが悪い、果実が少ない

原因:窒素肥料の施用量が多すぎる、または施用時期が不適切

対処法:翌年の基肥を半減させ、お礼肥を増やす。剪定を強めに行い、樹勢を弱める。カリウムとリン酸を多めに施す。

カリウム不足による果実品質の低下

症状:果実が小さい、甘みが少ない、着色が悪い、葉の縁が枯れる

原因:カリウム肥料の不足、または土壌中のカリウムが流亡

対処法:追肥時に硫酸カリや草木灰を追加施用する。お礼肥でもカリウムを重点的に施す。次年度からカリウムの施肥量を20〜30%増やす。

肥料焼けによる根の障害

症状:葉が急に萎れる、葉先や葉縁が枯れる、生育が止まる

原因:根の近くに大量の肥料を施した、または濃度の高い液肥を使用した

対処法:直ちに大量の水を与えて肥料分を薄める。被害が軽い場合は数週間で回復する。重症の場合は翌年まで施肥を控える。

リン酸過剰による微量要素欠乏

症状:新葉が黄色くなる、葉脈間が退色する、生育が悪い

原因:長期間にわたるリン酸の過剰施用により、土壌中の鉄や亜鉛が不溶化

対処法:リン酸の施用を控える。鉄や亜鉛を含む微量要素肥料を葉面散布する。土壌改良資材を施用してpHを調整する。

これらのトラブルを避けるためには、毎年の施肥記録をつけ、樹の生育状態を観察することが重要です。経験豊富な果樹栽培の専門家による情報も参考にしながら、自分の果樹に合った施肥方法を見つけていきましょう。

まとめ

果樹の施肥は、美味しい果実を収穫するための最も重要な管理作業の一つです。基肥、追肥、お礼肥の3回の施肥を適切なタイミングで行い、窒素・リン酸・カリウムのバランスを考えることが成功の鍵となります。

初心者の方は、まず基本の年間施肥スケジュールに従って実践し、樹の生育状態を観察しながら徐々に調整していくことをおすすめします。施肥量が多すぎると肥料焼けや樹勢過強を引き起こし、少なすぎると生育不良や果実品質の低下につながります。

また、有機肥料と化成肥料を適切に使い分けることで、土壌改良と効率的な養分供給の両立が可能になります。基肥には有機肥料を中心に使用し、追肥には即効性のある化成肥料を活用するのが理想的です。

果樹栽培は長期的な取り組みです。毎年の施肥記録をつけ、前年の生育状況や収量を振り返りながら、少しずつ改善していくことで、必ず良い結果が得られます。ガーデニング入門・基礎知識の完全ガイドも併せて参考にしながら、楽しい果樹栽培に取り組んでください。

参考リンク

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