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ハーブガーデンの作り方と活用の完全ガイド

料理に使えるキッチンハーブの育て方

2026年2月6日

料理に使えるキッチンハーブの育て方

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料理に使えるキッチンハーブの育て方

キッチンで新鮮なハーブが手に入ると、料理の味わいが格段にアップします。自分で育てたハーブを使えば、いつでも摘みたての香り高い風味を楽しめます。この記事では、料理に使えるキッチンハーブの育て方を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

近年、キッチンハーブ市場は年間20%の成長率で拡大しており、自宅で手軽に栽培できるハーブへの関心が高まっています。ハーブには平均3000種類のフィトケミカルが含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用があることが研究で明らかになっています。

キッチンハーブを育てるメリット

キッチンハーブを自宅で育てることには、多くのメリットがあります。まず、料理に使いたいときにすぐに収穫できるため、いつでも新鮮な状態で使用できます。スーパーで購入したハーブは日持ちがしにくく、使い切れずに余らせてしまうことも多いですが、自分で育てれば必要な分だけを摘み取ることができます。

また、ハーブガーデンの作り方と活用の完全ガイドでも紹介されているように、ハーブに含まれるフラボノイドやポリフェノールには、心血管疾患、神経変性疾患、2型糖尿病、がんなどの予防効果があります。自宅で無農薬のハーブを育てれば、健康面でも安心して使用できます。

さらに、キッチンハーブは観賞価値も高く、緑のある暮らしを楽しめます。香りや見た目で癒し効果も期待でき、キッチンやベランダに彩りを添えてくれます。初期投資も少なく、ベランダ・小スペースガーデニングの完全ガイドのように限られたスペースでも始められる手軽さも魅力です。

初心者におすすめの料理用ハーブ

初めてキッチンハーブを育てる方には、育てやすく料理にも使いやすい品種がおすすめです。ここでは、特に人気の高い5種類のハーブをご紹介します。

初心者におすすめの料理用ハーブ - illustration for 料理に使えるキッチンハーブの育て方
初心者におすすめの料理用ハーブ - illustration for 料理に使えるキッチンハーブの育て方

バジル

イタリア料理に欠かせないバジルは、ツヤツヤとした楕円型の緑の葉が美しく、触れると漂うほのかな香りも魅力的です。バジルは日当たりが良く水はけの良い土で育て、水切れに注意することが栽培のポイントです。トマト料理やパスタ、ピザに使うと風味が増します。

バジルは成長が早く、こまめに収穫することで脇芽が伸びてどんどん葉を増やすことができます。花が咲くと葉が硬くなるため、花芽を見つけたら早めに摘み取ることが大切です。詳しくは料理に使えるキッチンハーブおすすめ5選|室内で育てられる初心者向けキットは?をご覧ください。

ミント

清々しい香りで料理やハーブティーに利用できるミントは、中にはほのかな甘みを感じる品種もある、奥深いキッチンハーブです。ミントは繁殖力が強く初心者でも育てやすいですが、乾燥すると葉が硬くなるためこまめな水やりが必要です。

ミント類は爆発的な繁殖力があるため地植えは避け、必ず鉢植えにする必要があります。また、小さな鉢では使うほどの量が収穫できないため、5~7号鉢に植えることがおすすめです。モヒートやデザート、サラダなど幅広く使える万能ハーブです。

ローズマリー

針のような細長い葉が特徴のローズマリーは、強い香りとやや苦味のある風味が特徴です。乾燥に強く丈夫で育てやすいため、初心者にも最適です。肉料理やじゃがいも料理、パン作りに使うと独特の風味が楽しめます。

ローズマリーは多年草で、寒さにも強いため、一度植えれば何年も収穫を楽しめます。剪定を兼ねて収穫することで、こんもりとした美しい樹形を保つことができます。キッチンハーブで料理に彩りを!初心者でも育てやすいハーブ6選と育て方、住まいの条件とは?でも詳しく紹介されています。

イタリアンパセリ

カロテン、ビタミンB、C、鉄分などの栄養が豊富なイタリアンパセリは、普通のパセリよりも葉が平らで香りがマイルドです。サラダや煮込み料理、スープに加えると彩りと栄養価がアップします。

イタリアンパセリは半日陰でも育つため、日当たりが限られた場所でも栽培できます。こまめに外側の葉から収穫することで、中心から新しい葉が次々と生えてきます。二年草ですが、一年目からしっかり収穫できるのも魅力です。

タイム

家庭菜園でも育てやすいキッチンハーブのひとつであるタイムは、フランス料理を中心とした肉料理、スープ、シチューなどの香りづけにもよく利用されます。小さな葉がびっしりと茂り、控えめながらも爽やかな香りが特徴です。

タイムは乾燥した環境を好むため、水やりは控えめにします。這うように広がるクリーピングタイムと、直立するコモンタイムがありますが、料理には一般的にコモンタイムが使われます。おすすめの料理用ハーブ12選! 自分で育てておいしくいただくでも人気の品種として紹介されています。

キッチンハーブの基本的な育て方

キッチンハーブを上手に育てるには、いくつかの基本的なポイントを押さえることが大切です。

キッチンハーブの基本的な育て方 - illustration for 料理に使えるキッチンハーブの育て方
キッチンハーブの基本的な育て方 - illustration for 料理に使えるキッチンハーブの育て方

日当たりと置き場所

キッチンハーブは日当たりと風通しの良い場所で育てることが重要です。日光不足は徒長や葉の色が薄くなる原因になります。理想的な場所は、1日に4~6時間以上日光が当たる南向きの窓際やベランダです。

ただし、真夏の直射日光が強すぎる場合は、午後だけ半日陰になる場所に移動させるなど、調整が必要です。エアコンの風が直接当たる場所は避け、適度な風通しがある場所を選びましょう。室内で育てる場合は、定期的に窓を開けて換気することも大切です。

土と鉢の選び方

土づくり・堆肥・肥料の基礎知識と実践ガイドでも説明されているように、ハーブは水はけの良い土を好みます。市販のハーブ用培養土を使うのが最も簡単ですが、自分で配合する場合は、赤玉土(小粒)と腐葉土を7:3の割合で混ぜると良いでしょう。

鉢は底に穴が開いていて、水はけが良いものを選びます。プラスチック製軽くて扱いやすく素焼き鉢は通気性が良くハーブの栽培に適しています。鉢のサイズは、ハーブの種類にもよりますが、5~7号鉢(直径15~21cm)が使いやすいサイズです。

水やりのコツ

ハーブの水やりは「土の表面が乾いたらたっぷりと」が基本です。水のあげすぎは根腐れの原因になるため、土がしっかり乾いてから水をあげるようにしましょう。特に、ローズマリーやタイムなどの地中海原産のハーブは乾燥を好むため、水やりは控えめにします。

一方、バジルやミントは水を好むため、土が乾きすぎないように注意が必要です。夏場は水分の蒸発が早いため、朝晩2回の水やりが必要になることもあります。冬場は生育が鈍くなるため、水やりの頻度を減らします。手軽に育てられるキッチンハーブの魅力でも季節ごとの水やりについて詳しく説明されています。

肥料の与え方

ハーブは基本的に肥料をあまり必要としませんが、成長期(春~秋)には月に1~2回程度、液体肥料を薄めて与えると良いでしょう。肥料が多すぎると香りが弱くなったり、葉が柔らかくなりすぎたりするため、控えめに施すのがポイントです。

バジルなどの一年草は比較的肥料を好みますが、ローズマリーやタイムなどの多年草はほとんど肥料がなくても育ちます。有機質の肥料を使えば、ゆっくりと効果が持続し、ハーブの風味も損なわれにくくなります。

室内でキッチンハーブを育てる際の注意点

室内でキッチンハーブを育てる場合、いくつかの注意点があります。

室内でキッチンハーブを育てる際の注意点 - illustration for 料理に使えるキッチンハーブの育て方
室内でキッチンハーブを育てる際の注意点 - illustration for 料理に使えるキッチンハーブの育て方

カビ対策

カビ対策として、水のあげすぎ、風通しの悪さ、日当たり不足、茂った葉の放置を避けることが大切です。土の表面にカビが生えてしまった場合は、カビの部分を取り除き、新しい土を足します。土の表面に薄くバーミキュライトを敷くと、カビの発生を抑えられます。

鉢と鉢の間隔を十分に空けて風通しを良くし、茂りすぎた葉は適度に間引きましょう。水やりは午前中に行い、夜間は土の表面が乾いた状態を保つようにすると、カビが発生しにくくなります。

害虫対策

病害虫対策と防除の完全ガイドにもあるように、室内でもアブラムシやハダニなどの害虫が発生することがあります。見つけたら早めに水で洗い流すか、ハーブなので口に入れても安心な食用成分由来の殺虫剤を使用しましょう。

予防としては、定期的に葉の裏側をチェックし、風通しを良くすることが大切です。害虫が発生しやすい梅雨時期や高温多湿の夏場は特に注意が必要です。また、新しく購入した苗は、他の植物と一緒にする前に数日間隔離して様子を見ると安心です。

温度管理

室内で育てる場合、温度管理も重要です。多くのハーブは15~25℃の範囲で良く育ちます。冬場は暖房で室温が高くなりすぎないように注意し、夏場は冷房の冷気が直接当たらないように気をつけましょう。

急激な温度変化はハーブにストレスを与えるため、窓際に置く場合は、夜間の冷え込みや夏場の高温に注意が必要です。必要に応じて、カーテン越しに日光を当てたり、置き場所を変えたりして調整しましょう。

キッチンハーブの収穫と保存方法

育てたハーブを美味しく使うためには、適切な収穫と保存方法を知っておくことが大切です。

キッチンハーブの収穫と保存方法 - illustration for 料理に使えるキッチンハーブの育て方
キッチンハーブの収穫と保存方法 - illustration for 料理に使えるキッチンハーブの育て方

収穫のタイミングと方法

ハーブは朝の時間帯、露が乾いた後に収穫するのが最も香りが良いとされています。バジルやミントなどの葉もの系ハーブは、草丈が15cm以上になったら収穫を始められます。収穫の際は、茎の先端から摘み取ると、脇芽が伸びてさらに収穫量が増えます。

ローズマリーやタイムなどの木質化するハーブは、新芽の部分を中心に収穫すると良いでしょう。一度に全体の3分の1以上は収穫しないようにし、株に負担をかけないように注意します。花が咲くと葉が硬くなる種類は、花芽を見つけたら早めに摘み取ります。

新鮮なまま使う

収穫したハーブは、水で軽く洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取ります。そのまますぐに料理に使うのが最も風味が良く、ハーブの香りを最大限に楽しめます。サラダやトッピングには生のまま、加熱料理には調理の最後に加えると香りが飛びにくくなります。

バジルはトマトとの相性が抜群で、カプレーゼやトマトソースに加えると美味しさが際立ちます。ミントはデザートやドリンクに、ローズマリーは肉料理に、パセリは幅広い料理の仕上げに使えます。ガーデニング入門・基礎知識の完全ガイドでも、育てた野菜やハーブの活用法が紹介されています。

保存方法

すぐに使い切れない場合は、保存方法を工夫しましょう。短期保存なら、茎を水に挿してコップに入れ、葉の部分をビニール袋で覆って冷蔵庫に入れると1週間ほど持ちます。または、湿らせたキッチンペーパーで包み、密閉容器に入れて冷蔵保存する方法もあります。

長期保存には、乾燥させる方法が一般的です。収穫したハーブを束ねて風通しの良い日陰に吊るし、カラカラになるまで乾燥させます。乾燥後は密閉容器に入れて冷暗所で保存すれば、数ヶ月間風味を保てます。また、細かく刻んでオリーブオイルに漬けたり、バターに練り込んで冷凍したりする方法もおすすめです。

キッチンハーブ栽培で失敗しないためのポイント

キッチンハーブ栽培でよくある失敗を避けるために、以下のポイントに注意しましょう。

キッチンハーブ栽培で失敗しないためのポイント - illustration for 料理に使えるキッチンハーブの育て方
キッチンハーブ栽培で失敗しないためのポイント - illustration for 料理に使えるキッチンハーブの育て方
失敗例原因対策
葉が黄色くなる水のやりすぎ、栄養不足土が乾いてから水やり、適量の肥料を与える
茎が間延びする(徒長)日光不足より日当たりの良い場所に移動する
葉が小さく硬くなる水不足、肥料不足適切な水やりと肥料を行う
根腐れする水はけが悪い、水のやりすぎ水はけの良い土に植え替え、水やり頻度を減らす
害虫が発生する風通しが悪い、葉が茂りすぎ適度に間引き、風通しを良くする
カビが生える湿度が高すぎる、風通しが悪い水やり頻度を減らし、換気を行う

剪定・整枝の技術完全ガイドにもあるように、定期的に収穫を兼ねた剪定を行うことで、株が若々しく保たれ、新しい葉がどんどん出てきます。放置すると木質化したり、葉が硬くなったりするため、こまめな手入れが大切です。

また、同じ鉢で長期間育てていると根詰まりを起こすことがあります。1~2年に一度、一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けして新しい土に植え直すと、再び元気に育ちます。

まとめ:キッチンハーブで料理をもっと楽しく

キッチンハーブは、初心者でも簡単に育てられ、毎日の料理に新鮮な香りと味わいを加えてくれる素晴らしい植物です。バジル、ミント、ローズマリー、イタリアンパセリ、タイムなど、育てやすい品種から始めてみましょう。

日当たりと風通しの良い場所で、適切な水やりと控えめな肥料を心がければ、誰でも美味しいハーブを育てられます。収穫したハーブは、サラダやパスタ、肉料理、ハーブティーなど様々な料理に活用できます。

季節の園芸カレンダー:月別・季節別ガイドを参考に、季節に応じた管理を行えば、一年中ハーブを楽しむことができます。キッチンハーブのある生活で、料理の時間をもっと楽しく、より健康的にしてみませんか。

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