庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

刈幅

別名: 刈り込み幅 / 刈込幅 / cutting width

芝刈り機が一度の走行で刈り取れる横方向の幅を示す寸法です。

定義

刈幅は、芝刈り機が一度の走行で刈り取れる横方向の幅です。一般に幅が広いほど同じ面積を少ない往復で処理できますが、本体も大きくなり、庭木、花壇、飛び石、曲線の縁で切り返しにくくなる場合があります。小庭では面積だけでなく、直線距離と障害物の間隔に合わせて選びます。

選び分け

  • 200mm前後:植木や敷石が多く、短い距離で向きを変える庭に向きます。
  • 300mm前後:長方形に近く、連続してまっすぐ押せる芝面で往復回数を減らせます。
  • 400mm以上:広い芝面では効率的ですが、狭い通路や細かな縁の処理には補助工具が必要になりやすい幅です。

測る場所

庭の総面積だけで決めず、最も狭い通路幅、庭木と縁石の間隔、物置の入口、収納棚の奥行きを測ります。本体外幅は刈幅より大きいことがあるため、製品仕様では刈幅と本体寸法を分けて確認します。

実用上の注意

刈幅いっぱいを毎回使うより、前の列へ少し重ねて走行すると刈り残しを減らせます。広い刈幅でも切り返しが増えれば時短にならないため、複雑な小庭では「何往復するか」だけでなく「何回向きを変えるか」を比べることが重要です。