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園芸用語

大石武学流庭園

別名: 大石武学流 / 武学流庭園 / Oishi Bugaku school garden

津軽地方で継承され、座敷からの鑑賞軸や象徴的な役石を重視する庭園様式。

定義

大石武学流庭園は、弘前を中心とする津軽地方で継承されてきた庭園様式で、主屋の座敷から庭を見る鑑賞軸と、役割を持つ石の構成を重視します。池のある築山泉水庭から平庭の枯山水まで規模は幅広く、地域固有の発展を遂げました。

主な構成要素

  • 座敷からの中心軸:主な鑑賞位置を建物内に定めます。
  • 礼拝石:一般的な踏み石ではなく、象徴性を持つ石として扱います。
  • 主人守護石:庭景の中心をまとめる役石です。
  • 枯滝:水を流さず、石組で滝の方向と勢いを表します。

鑑賞の要点

大石武学流庭園は、日本庭園全体を三つに分ける「三大様式」と同じ階層の分類ではありません。地域流派として、池泉や枯山水の構成に独自の石の意味と鑑賞軸を重ねたものです。瑞楽園などを見る際は、歩き回る前に座敷側の正面を意識すると構成を読み取りやすくなります。