園芸用語
ヒメツルソバ
別名: 姫蔓蕎麦 / ポリゴナム / Persicaria capitata / Polygonum capitatum / pink knotweed
地表を這う茎と球状の小花をもち、発根とこぼれ種で広がるタデ科の多年草。
定義
ヒメツルソバ(Persicaria capitata)は、タデ科イヌタデ属のほふく性多年草です。地面を這う茎が節で発根し、ピンク色の小花が集まった球状花をつけるため、グランドカバーや鉢の縁取りに利用されます。
主な特徴
- 草姿:細い茎が横へ伸び、地表を低く覆います。
- 発根:地面へ触れた節から根を出し、株の範囲を広げます。
- 花:小花が集まった球状の花序をつけます。
- 増殖:発根した茎とこぼれ種の両方で広がります。
解説
ヒメツルソバは丈夫で被覆力がありますが、望まない場所へも広がりやすい植物です。植え付け前に管理境界を決め、境界を越えた茎は小さいうちに切り戻します。植物の増やし方として挿し芽や株分けを利用できますが、範囲を抑えたい庭では増殖より花後の整理を優先します。冬に地上部が傷んでも、根や株元の芽が残っている場合があるため、季節と生存部位を確認してから除去します。
活用シーン
斜面、花壇前面、石組みの隙間で地表を覆う用途に向きます。鉢やハンギングでは茎を縁から垂らせます。地植えでは舗装の隙間や隣地へ伸びないよう、定期的に境界を見回ります。