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多肉植物・サボテンの育て方完全ガイド

サボテンの種類と選び方完全ガイド

2026年2月6日

サボテンの種類と選び方完全ガイド

サボテンの種類は2,500種類以上!玉型・ウチワ型・柱型の3つの基本フォルムから、初心者におすすめの白星・短毛丸などの育てやすい品種まで詳しく解説。選び方のポイントと基本的な育て方をマスターして、お気に入りのサボテンを見つけましょう。

サボテンの種類と選び方完全ガイド

サボテンは、その独特な姿と手間のかからない育てやすさから、世界中で愛されている植物です。実は、サボテンには2,500種類以上もの品種があり、世界には127属1,750種が存在することをご存知でしょうか。初めてサボテンを育てる方から、コレクションを充実させたい上級者まで、自分にぴったりの品種を見つけることが成功への第一歩です。

本記事では、サボテンの主な種類から初心者向けのおすすめ品種、そして選び方のポイントまで、詳しく解説していきます。多肉植物・サボテンの育て方完全ガイドと合わせて読むことで、より深い知識が得られるでしょう。

サボテンの3つの基本フォルム

サボテンのフォルムは主に玉型、ウチワ型、柱型の3種類に分類されます。それぞれの特徴を理解することで、置き場所や育て方に合った品種を選べるようになります。

サボテンの3つの基本フォルム - illustration for サボテンの種類と選び方完全ガイド
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玉型サボテン

玉型サボテンは、コロンとした丸いフォルムが特徴で、寄せ植えに最適な小さなサイズのものが多く販売されています。代表的な品種として金鯱(きんしゃち)や金盛丸があり、可愛らしい見た目から初心者にも人気です。

小型の玉型サボテンは、窓際やデスク、トイレなどの限られたスペースにも気軽に置けるのが魅力です。管理が簡単で、観葉植物・インドアグリーンの育て方完全ガイドで紹介されているような室内栽培にも向いています。

ウチワ型サボテン

ウチワ型サボテンは、平たく大きな茎と細かいトゲを持つ品種が多く、非常に丈夫なのが特徴です。生命力が強く、家の軒先や庭などでも育てやすいため、初心者や挿し木に挑戦したい方にもおすすめできます。

日本でもよく見かけるウチワサボテンは、ベランダ・小スペースガーデニングの完全ガイドで紹介されているような限られた空間でも栽培可能です。

柱型サボテン

柱型サボテンは、西部劇に登場するような縦長の形状が特徴で、どっしりとした幹が上に向かって伸びていく様子がわかりやすく、育っていく過程を楽しめます。縦に長く伸びる見た目で、大きいものでは数メートルを超える品種もあります。

インテリアとしての存在感が強く、リビングや玄関などの広い空間に置くと印象的です。成長を楽しみたい方には特におすすめの形状です。

初心者におすすめのサボテン品種5選

初めてサボテンを育てる方には、育てやすく丈夫な品種から始めることをおすすめします。ここでは特に人気の高い5つの品種を紹介します。

初心者におすすめのサボテン品種5選 - illustration for サボテンの種類と選び方完全ガイド
初心者におすすめのサボテン品種5選 - illustration for サボテンの種類と選び方完全ガイド
品種名特徴難易度おすすめポイント
白星ふわふわの白い綿毛初級トゲがなく扱いやすい
短毛丸早く花が咲く初級初心者でも開花を楽しめる
ウバタマゆっくり生長初級丈夫で手間がかからない
金鯱丸い玉型初〜中級見た目が美しく人気が高い
エキノプシス属花が美しい初〜中級夜咲きの美しい花を楽しめる

白星(シラボシ)

白星は、トゲの代わりにふわふわの白い綿毛のような姿が特徴です。見た目が柔らかく可愛らしいため、お子様がいるご家庭でも安心して育てられます。寄せ植え・コンテナガーデンの完全ガイドで紹介されているような寄せ植えにも最適です。

短毛丸(タンゲマル)

短毛丸は、比較的早く花が咲く品種として知られており、初心者でも花を楽しめるサボテンのひとつです。白やピンクの美しい花を咲かせるため、観賞価値が高く、育てる楽しみが増します。

ウバタマ

ウバタマは、ロフォフォラ属の代表とも言える品種で、ゆっくり生長するのが特徴です。丈夫で育てやすいため、初心者にもおすすめで、長く同じサイズで楽しめるのも利点です。

金鯱(キンシャチ)

金鯱は、玉型サボテンの代表格で、美しい球形と黄金色のトゲが特徴です。成長すると大型になる品種ですが、若い株は手のひらサイズで扱いやすく、インテリアとしても人気があります。

エキノプシス属

エキノプシス属のサボテンは、夜に咲く美しい花で知られています。花は大きく華やかで、香りも楽しめる品種が多いため、花を楽しみたい方には特におすすめです。

サボテン選びの5つのポイント

サボテン選びで迷ったら、以下の5つのポイントをチェックすると失敗しにくくなります。

サボテン選びの5つのポイント - illustration for サボテンの種類と選び方完全ガイド
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1. 置き場所に合った種類を選ぶ

サボテンを置く場所のスペースと日当たりを考慮しましょう。小型の玉型サボテンは限られたスペースでも育てられますが、柱型サボテンは広い空間が必要です。また、日当たりの良い場所が確保できるかも重要なポイントです。

水やり・灌漑システムの完全ガイドも参考にして、管理しやすい場所を選びましょう。

2. トゲの少ない・柔らかいタイプから始める

初心者の方は、白星のようなトゲが柔らかい品種や、トゲが少ない品種から始めることをおすすめします。扱いやすく、植え替えや手入れの際も安全です。

3. 成長がゆっくりな品種を選ぶ

ウバタマのようにゆっくり成長する品種は、頻繁な植え替えが不要で、長く同じ鉢で楽しめます。管理の手間が少ないため、初心者向けです。

4. 手のひらサイズの小型品種から始める

小型の品種を選ぶと、窓際やトイレなどの限られたスペースにも気軽に置けます。小さな鉢植えで育てるため、土づくり・堆肥・肥料の基礎知識と実践ガイドで学べる基本的な土づくりでも十分対応できます。

5. 花が咲く品種を選ぶ

サボテンは花を楽しめる品種も多くあります。短毛丸やエキノプシス属など、初心者でも花が咲きやすい品種を選ぶと、育てる楽しみが倍増します。

サボテンの育て方基本ポイント

サボテンを選んだら、次は正しい育て方を知ることが大切です。基本的なポイントを押さえれば、初心者でも健康なサボテンを育てられます。

サボテンの育て方基本ポイント - illustration for サボテンの種類と選び方完全ガイド
サボテンの育て方基本ポイント - illustration for サボテンの種類と選び方完全ガイド

水やりの基本

水やりは土が完全に乾いてから行い、根腐れ防止が重要です。基本は「土が完全に乾いてから与える」ことで、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与え、その後は完全に乾燥させます。土が乾ききらないうちに水をやると根腐れの原因になるため注意が必要です。

詳しい水やりのテクニックは、水やり・灌漑システムの完全ガイドをご覧ください。

日光と風通し

サボテンは日光を好むので、日当たりの良い場所に置きましょう。しかし、真夏の直射日光と水やり後の高温多湿には注意が必要です。真夏の暑い時間帯に水をやったあとに直射日光があたると、根の部分が高温かつ多湿になり、傷んでしまうケースがあります。

日当たりが悪い場所でサボテンを育てていると、光が当たる方向を探してひょろひょろと伸びてしまう「徒長(とちょう)」という状態になることがあります。

温度管理

サボテンは5度以下にならない環境で育て、冬場は室内管理が推奨されます。冬場は霜に当てないように注意し、寒冷地では冬期は室内に入れることをおすすめします。観葉植物・インドアグリーンの育て方完全ガイドで紹介されている室内管理の方法も参考になります。

サボテンの種類別の特徴

人気の属別分類

サボテンは属によっても特徴が異なります。主な属とその特徴を理解することで、より適切な品種選びができます。

マミラリア属:小型で可愛らしい品種が多く、寄せ植えに最適です。トゲが細かく美しいものが多いのが特徴です。

エキノカクタス属:金鯱などの大型で美しい品種が多く、インテリアとしての存在感があります。

オプンチア属:ウチワサボテンの仲間で、食用としても利用される品種があります。

ロフォフォラ属:ウバタマなど、丸くて可愛らしい形状が特徴で、成長が遅く管理しやすい品種が多いです。

サイズ別の選び方

サボテンはサイズもコンパクトなものから人間の背丈以上あるものまで様々です。

小型サボテン(5cm以下):デスクやトイレなど、小さなスペースに最適です。複数を寄せ植えにしても楽しめます。

中型サボテン(5〜20cm):窓際や棚に置くのに適したサイズで、最も流通量が多く、初心者にも扱いやすいサイズです。

大型サボテン(20cm以上)リビングや玄関などの広い空間に置くと印象的で、シンボルツリーのような存在感があります。庭木・シンボルツリーの選び方と育て方ガイドと同様に、空間のアクセントとして活用できます。

よくある失敗と対処法

根腐れ

最も多い失敗が根腐れです。水のやりすぎや排水不良が原因で、葉が柔らかくなったり変色したりします。対処法としては、水やりの頻度を減らし、土が完全に乾いてから水を与えることが重要です。

徒長

日照不足により、サボテンが細く伸びてしまう現象です。より明るい場所に移動し、日当たりを改善することで予防できます。

病害虫

カイガラムシやアブラムシなどの害虫が発生することがあります。病害虫対策と防除の完全ガイドを参考に、早期発見と適切な対処を心がけましょう。

サボテンコレクションを楽しむ

サボテン市場は都市化の進展により低メンテナンス植物としての需要が増加しており、様々な品種を集めるコレクターも増えています。異なる形状や色のサボテンを集めることで、自分だけの小さな砂漠の世界を作り出すことができます。

寄せ植え・コンテナガーデンの完全ガイドの技術を応用して、複数のサボテンを組み合わせた美しいディスプレイを作ることもできます。また、ガーデニングツール・資材の完全ガイドで紹介されている専用ツールを使うと、より安全で効率的に管理できます。

まとめ

サボテンの種類は2,500種類以上あり、初心者から上級者まで、それぞれのレベルや好みに合った品種を見つけることができます。玉型、ウチワ型、柱型という基本的なフォルムの違いを理解し、白星や短毛丸、ウバタマなどの育てやすい品種から始めることをおすすめします。

適切な水やり、日光管理、温度管理の基本を守れば、サボテンは長く健康に育ちます。まずは小型で扱いやすい品種から始めて、徐々にコレクションを広げていく楽しみを味わってください。多肉植物・サボテンの育て方完全ガイドガーデニング入門・基礎知識の完全ガイドも併せて参考にして、園芸ライフを充実させましょう。

詳しい情報は、Plantiaのサボテンおすすめ記事GreenSnapのサボテン種類図鑑日比谷花壇の育て方ガイドなどの専門サイトもご参照ください。

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