園芸用語
アセフェート
別名: アセフェート剤 / acephate / Orthene / オルトラン有効成分
植物体内へ移行して害虫防除に用いられる有機リン系殺虫成分。
定義
アセフェートは、植物の葉や根から吸収され、植物体内を移行する性質をもつ有機リン系殺虫成分です。園芸では、登録された作物と害虫に対して用いる殺虫剤の有効成分として扱われます。
主な特徴
- 分類:有機リン系の殺虫成分です。
- 作用経路:害虫が成分へ接触する場合と、処理された植物を吸汁・食害して取り込む場合があります。
- 剤型:粒剤、水和剤、液剤など、製品ごとに異なる形で供給されます。
- 使用条件:対象植物、対象害虫、使用時期、回数は製品の登録内容で決まります。
解説
アセフェートを含む製品は、同じ成分名でも濃度や適用範囲が同一とは限りません。庭で使うときは、害虫名だけで選ばず、植物名、散布場所、収穫前日数、使用回数をラベルで照合します。ナメクジやカタツムリのように適用外となる対象へ、粒剤という見た目だけで代用してはいけません。ほかの農薬と併用する場合も、有効成分の重複と総使用回数を確認します。
活用シーン
鉢花、草花、庭木などで、製品ラベルに記載された吸汁害虫や食害性害虫を防除するときに使われます。散布後は子どもやペットが処理場所へ入らないようにし、保管時は食品や園芸用肥料と分けます。