園芸用語
好気性発酵
別名: 好気発酵 / aerobic fermentation
酸素を必要とする微生物の働きで有機物を分解する発酵方法です。
定義
好気性発酵は、酸素がある環境で活動する微生物によって有機物を分解する方法です。ぼかし肥料づくりでは材料を空気に触れさせ、切り返しによって内部へ酸素を送りながら発酵を管理します。
管理の要点
- 切り返し:内部と外側を入れ替え、酸素と水分を均一にします。
- 温度確認:発酵開始後は材料の温度が上がるため、上昇と下降を完成判断に使います。
- 水分確認:切り返し時に乾いていれば、握ると固まり指で押すと崩れる状態まで少しずつ加水します。
- 厚みの確保:少なすぎる仕込みは温度が上がりにくく、多すぎる仕込みは内部管理が難しくなります。
嫌気性発酵との違い
好気性発酵は完成までが比較的短い一方、切り返しの手間がかかります。嫌気性発酵は空気を抜いて密閉し、途中で混ぜない方法です。作業時間を取れる場合は好気性、仕込んだ後の管理を減らしたい場合は嫌気性という選び方ができます。
完成の見分け方
発酵熱が上がった後に下がり、再度の切り返し後も温度が落ち着いた状態を確認します。甘い発酵臭や表面の白いカビは完成の目安になり得ますが、腐敗臭やウジが見られる場合はそのまま使いません。