園芸用語
カロテノイド
別名: カロチノイド / carotenoid / carotenoids
植物の黄・橙・赤系の色に関わり、光合成系の保護にも関与する脂溶性色素群です。
Definition
カロテノイドは、植物、藻類、一部の微生物に広く存在する黄・橙・赤系の脂溶性色素群です。葉では光合成に関わる器官に含まれ、光を受け取る働きを補助するとともに、過剰な光エネルギーから光合成系を守る反応にも関与します。
主な特徴
- 色の範囲:黄色、橙色、赤色の見え方に関わります。
- 光合成との関係:クロロフィルが利用しにくい波長の光を受け取り、光合成系へ渡します。
- 光防御:過剰な光エネルギーを安全に逃がす反応に関わります。
- 外観への影響:クロロフィル、アントシアニンとの組み合わせにより、同じ品種でも季節や環境で色調が変わって見えます。
多肉植物での見方
多肉植物の黄色や橙色は、カロテノイドだけで決まるわけではありません。遺伝的な色素構成、クロロフィルの量、アントシアニンの蓄積、葉表面の粉などが重なって見えます。黄色が急に広がり、葉が柔らかい場合は美しい色づきと決めつけず、過湿や根腐れを確認します。