園芸用語
点滴チューブ
別名: ドリップチューブ / ドリップライン / ドリップテープ / drip tubing
内蔵ドリッパーから少量の水を一定間隔で根域へ供給する灌漑用チューブです。
定義
点滴チューブは、チューブ内部または表面に一定間隔の吐出口を備え、植物の根域へ水を少量ずつ供給する灌漑資材です。薄壁で一作向けのドリップテープと、厚壁で複数シーズン使うドリップラインがあり、水圧、長さ、土質、株間に合わせて選びます。
主な仕様
- 吐出口間隔:作物の株間と土中での水の広がりに合わせます。
- 流量:砂質土では短い間隔または高めの流量、粘土質土では低めの流量を検討します。
- 壁厚:薄壁は導入費を抑えやすく、厚壁は耐久性を得やすい設計です。
- 圧力補償:長い配管や高低差がある場所で吐出量のばらつきを抑えます。
設置と保守
点滴チューブは畝や植栽列に沿わせ、固定ピンで折れや移動を防ぎます。水源側にフィルターと減圧弁を置き、末端を開けられる構成にすると、堆積物を流すフラッシングがしやすくなります。運転時は始点と終点の滴下を比較し、漏れや詰まりを確認します。