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園芸用語

建仁寺垣

別名: けんにんじがき / 建仁寺竹垣 / keninji fence

割り竹を縦に密に並べ、押縁と玉縁で整える代表的な遮蔽竹垣です。

建仁寺垣

Definition

建仁寺垣とは、縦割りした竹を隙間なく並べ、横方向の押縁と上端の玉縁で整える代表的な遮蔽垣です。視線を遮る面を作れるため、道路・隣家との境界や、背景を隠して庭の焦点を整えたい場所に使われます。

主な構成要素

  • 立子:四つ割りなどの割竹を縦方向に密に並べます。
  • 押縁:立子を表面から押さえる横竹で、太さや本数が外観を左右します。
  • 玉縁:上端を割竹で包み、輪郭を整えます。
  • 支柱と胴縁:広い面が受ける風圧を基礎へ伝え、垣根を支えます。

真・行・草の違い

真の建仁寺垣は玉縁を備え、竹虎の解説では高さ約1.8mが一般的とされています。行は玉縁を省いて立子の上端を直線に切りそろえ、草は上端を不規則にして野趣を出します。同じ建仁寺垣でも、片面・両面、縄による結束・釘止め、押縁の太さによって仕上がりは変わります。

施工時の注意

遮蔽面が大きい建仁寺垣は、透かし垣より風の影響を受けやすい形式です。目隠し高さだけで決めず、支柱の固定方法、排水、竹の交換経路まで先に確認します。DIYでは低く短い試作から始め、高い境界垣や基礎条件が不明な場所は造園・外構業者へ相談するのが安全です。