園芸用語
モンステラ
別名: Monstera
切れ込みや穴のある葉と気根を備え、支えを使って上へ伸びるサトイモ科のつる性植物です。
Definition
モンステラは、サトイモ科に属する常緑のつる性植物です。観葉植物として広く流通するモンステラ・デリシオーサは、メキシコからパナマを原産地とし、成長した葉には深い切れ込みや穴が現れます。茎から気根を出して支えに付着しながら登る性質があり、室内では支柱やモスポールを使うと本来の成長方向に近づけられます。
主な特徴
- 葉 — 若い葉は切れ込みが少なく、成熟に伴って穴や深い裂け目が現れます。
- 成長習性 — 自生環境では地面から育ち始め、登れる樹木に触れると気根で付着して上方へ伸びます。
- 気根 — 茎から出る根で、樹木や湿らせたモスポールへの固定を助けます。
- 室内での姿 — 葉と茎が大きくなるほど上部が重くなるため、丈夫な支えと倒れにくい鉢が必要です。
室内管理との関係
モンステラは明るい間接光と排水性のよい用土を好みます。直射日光は葉を傷める場合があり、鉢土が乾き切らない状態で水を重ねると根腐れにつながります。Royal Horticultural Societyは年間を通した管理温度として18〜25℃を示し、春の剪定と湿らせたモスポールへの誘引を案内しています。
仕立てでは、茎を無理に曲げるのではなく、伸びる方向と支柱の位置を合わせます。剪定だけで小さく抑え続けると、新しく出る葉が一時的に小さく、切れ込みも少なくなる場合があります。支え、光、水、剪定を別々に考えず、株全体の成長方向を整えることが重要です。