園芸用語
オプンチア属
別名: ウチワサボテン属 / オプンティア / Opuntia
扁平または円筒状の節をつくる種類を含み、細かな芒刺にも注意が必要なサボテンの属です。
定義
オプンチア属は、サボテン科に属し、扁平または円筒状の節が連なる種類を含む植物群です。園芸では扁平な節をもつ種類が「ウチワサボテン」と呼ばれます。大きな刺が少なく見える株でも、刺座に芒刺という細かな刺が密生することがあります。
主な特徴
- 茎節:丸形から楕円形の扁平な節がつながり、葉のように見えます。
- 芒刺:短く細かな返しをもつ刺で、皮膚に入りやすく折れやすい特徴があります。
- 繁殖:外れた茎節が発根し、株が広がる種類があります。
- 用途:観賞だけでなく、種類や地域によって果実や茎節が利用されます。
選ぶときの注意
「大きな刺が少ないから触りやすい」とは判断できません。白や黄色の小さな点に見える刺座へ細かな芒刺が集まっている場合があり、素手で触ると皮膚刺激の原因になります。購入時はラベルの属名を確認し、移動時には厚手の手袋やトングを用意します。
庭植えと鉢植え
種類によって耐寒性や成株サイズは大きく異なります。ミズーリ植物園が紹介する Opuntia humifusa は扁平な茎節をもち、乾いた水はけのよい場所で広がる性質がありますが、その条件をすべてのオプンチアへ一般化はできません。日本で育てる株は品種ラベルと地域の冬温度を照合します。