園芸用語
ピシウム病
別名: Pythium Blight / ピシウム・ブライト
高温多湿や滞水条件で水浸状の斑を急速に広げる芝草病害。
定義
ピシウム病は、芝に暗色で水浸状の斑を生じ、湿潤条件で急速に広がる病害です。葉が脂ぎったように見えたり、倒れてまとまったりし、早朝には綿状の菌糸が見える場合があります。排水不良や過剰な散水がある場所では、ほかの褐色斑より緊急度を高く見積もります。
見分ける要点
- 質感:葉が水を含み、ぬれたように暗く見えることがあります。
- 形:円形から不整形のくぼんだ斑が現れます。
- 早朝:湿度が高いと綿状の菌糸が確認できる場合があります。
- 拡大条件:高温、多湿、風の弱さ、滞水が重なると広がりやすくなります。
初動の要点
疑わしい場所への散水、踏み込み、芝刈りをいったん止め、排水と乾燥を優先します。水や機械による移動で病原体を広げないよう、作業順序と機械の清掃にも注意します。急速に広がる場合は、対象芝とピシウム病への登録がある薬剤を確認し、専門家へ相談します。