庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

ラビットアイ系ブルーベリー

別名: ラビットアイ系 / rabbiteye blueberry / Vaccinium virgatum / Vaccinium ashei

暑さと乾燥に比較的強く、結実には同系統の異なる品種を組み合わせることが重要なブルーベリー系統です。

定義

ラビットアイ系ブルーベリーとは、温暖な地域への適応性が高く、ハイブッシュ系より耐暑性・耐乾性に優れる傾向があるブルーベリーの系統です。自家結実性が弱いため、家庭栽培でも同じラビットアイ系の異なる品種を二本以上そろえ、開花期を重ねることが基本です。

主な特徴

  • 温暖地向き:夏の高温や乾燥へ比較的対応しやすい系統です。
  • 樹勢が強い:成長するとハイブッシュ系より大きくなる場合があり、庭植えでは枝張りを見込みます。
  • 他家受粉を重視:同じ品種を二本ではなく、別品種を組み合わせます。
  • 開花期の一致:早生・中生・晩生の区分が離れすぎない苗を選びます。

二本植えの選び方

二本植えでは、品種名と開花期が確認できるセット商品が選びやすい方法です。ラビットアイ系同士でも開花期がずれると受粉機会が減るため、「ラビットアイ二品種」という表示だけで決めません。苗木販売店の受粉相性表や品種説明を確認し、同時期に花が咲く組み合わせを優先します。

向いている栽培環境

暖地の庭植えや、乾きやすい場所で候補になります。ただし耐乾性が比較的高くても、植え付け初年の水切れを許容する意味ではありません。浅い根域へ均一に水を届け、酸性土壌と有機物を保ちます。寒さの厳しい地域ではノーザンハイブッシュ系など、地域に適した別系統を優先します。