園芸用語
バラの剪定
別名: バラ剪定 / 薔薇の剪定 / rose pruning
バラの枝を時期・系統・株の状態に応じて切り、樹形と開花枝を整える管理作業。
バラの剪定
定義
バラの剪定は、枯れ枝・病気の枝・交差枝を除き、残す芽と枝の長さを選んで樹形と次の開花枝を整える作業です。木立性の四季咲きバラでは冬剪定と夏剪定が主な節目になりますが、つるバラ、ミニバラ、一季咲き系統では切る時期と強さが異なります。
主な判断要素
- 時期:温暖地の冬剪定は休眠期を基本とし、夏剪定は秋花から逆算します。
- 株の状態:葉や新枝が少ない弱った株は強く切らず、花がらを除く程度にとどめます。
- 芽の向き:基本は外芽の上で切り、横張り性の品種では内芽も使って樹形を調整します。
- 系統:ハイブリッド・ティー、フロリバンダ、ミニバラ、つるバラでは残す枝量が異なります。
- 切り口:芽の近くを清潔で鋭い剪定ばさみで切り、枯れ込みや枝のつぶれを避けます。
季節ごとの役割
冬剪定は、休眠期に古枝や弱枝を整理し、春の芽吹きと樹形を整えるために行います。夏剪定は、四季咲き木立バラの開花時期を秋にそろえるための軽い切り戻しです。開花中の花を除く花がら摘みは、これらの定期剪定とは目的も切る量も異なります。
系統による違い
木立性の四季咲きバラは枝全体を切り戻します。一方、つるバラでは長い主枝を残して誘引し、側枝を整理する考え方が中心です。ミニバラは細枝を残しやすく、弱った株には浅い剪定を選びます。一季咲きのランブラーは前年枝に咲くため、冬ではなく開花後の整理が基本になります。