園芸用語
花がら摘み
別名: デッドヘッディング / 咲きがら摘み / deadheading
咲き終わった花を取り除き、結実による消耗や病気を抑えて次の開花を促す手入れです。
定義
花がら摘み(デッドヘッディング)は、咲き終わった花を花柄や次の健全な節の上から取り除く手入れです。種子形成に使うエネルギーを抑え、次のつぼみや枝の生長を助けます。また、雨で腐った花弁が葉に付着して病気のきっかけになるのを防ぎます。
手順
- 状態を確認する — 色あせ、しおれ、花弁の落下が始まった花を選びます。
- 切る位置を探す — 花だけでなく、花柄を次の葉や分枝の上までたどります。
- 清潔に取り除く — 細い花柄は指で摘み、太い茎は清潔なはさみで切ります。
- 傷んだ葉も除く — 黄変葉や腐った花弁を同時に回収し、株元の蒸れを減らします。
使い分け
ペチュニアやパンジーのように次々と開花する一年草では、こまめな花がら摘みが開花継続に役立ちます。一方、来季用の種子を採りたい花や、鳥の餌になる種子を残したい花は、季節後半に一部を摘まずに残します。すべての花を機械的に摘むのではなく、開花を優先する期間と採種する期間を分けます。
よくある失敗
花冠だけを外して子房や花柄を残すと、結実が進むことがあります。雨天直後に密生株を深く切ると、切り口が乾きにくく傷みやすいため、晴れて風通しのよい時間帯に作業します。病気が疑われる花がらは堆肥へ入れず、地域のごみ分別に従って処分します。