園芸用語
アザジラクチン
別名: azadirachtin / ニーム由来アザジラクチン
ニーム種子に由来し、昆虫の摂食、忌避、成長や産卵に作用する成分です。
定義
アザジラクチンは、ニームの種子に含まれる生理活性成分です。害虫の摂食を減らして忌避させるほか、昆虫のホルモン系へ作用して成長や産卵を難しくします。ニームオイルの主要な活性成分として説明されますが、すべてのニーム系園芸オイルに含まれるわけではありません。
主な作用
- 摂食抑制:散布直後のノックダウンより、害虫が葉を食べにくくなる過程を重視します。
- 忌避:害虫が処理面を避ける方向に働きます。
- 成長調整:昆虫の成長や産卵に関わる仕組みへ干渉します。
- 線虫への作用:一部の線虫についても忌避や摂食低下が説明されています。
ニームオイルとの違い
ニームオイルは複数成分の混合物で、アザジラクチンはそのうちの一成分です。精製疎水性ニーム油はアザジラクチンを含まない製品が多く、油膜による接触作用が中心になります。したがって、家庭園芸では「ニーム」という名称だけで効果を決めつけず、有効成分欄と使用説明を読み分ける必要があります。