園芸用語
バックラッピング
別名: ラッピング / ラッピング研磨 / 逆転研磨 / backlapping
研磨剤を刃の接触部へ塗り、リール刃を逆回転させて軽い摩耗を整える簡易研磨です。
定義
バックラッピングは、リール式芝刈り機のリール刃とベッドナイフの接触部へ研磨剤を塗り、リールを通常の芝刈りとは逆方向へ回して刃先をすり合わせる簡易研磨です。大きく金属を削って刃角や形状を作り直す本研磨とは異なり、日常使用による軽い摩耗や切れ味のむらを整えるために行います。
基本工程
- 始動源を遮断する:電源プラグやバッテリーを外し、機種の説明書を確認します。
- 刃合わせを点検する:細い紙片を刃幅の複数位置で切り、接触むらを確認します。
- 研磨剤を少量塗る:ブラシでリール刃と受刃の接触部へ均一に広げます。
- リールを逆回転させる:機種指定の速度と方法で回し、音と抵抗の変化を見ます。
- 停止して再点検する:研磨剤を拭き取り、紙が全幅で切れるか確認します。
- 洗浄・乾燥する:残った砥粒を除去し、必要に応じて防錆します。
適する状態と限界
バックラッピングが適するのは、刃先が少し鈍い、切れ味に軽いむらがある、本研磨後の状態を維持したい場合です。石による深い欠け、刃の曲がり、刃角の崩れ、数回繰り返しても紙が切れない状態は、本研磨や部品交換の対象です。Foleyは改善が見られないまま合計5〜7分を超える研磨を、本研磨が必要な兆候として説明しています。
よくある誤解
- 長く回せば必ず直る:形状不良や大きな欠けは逆転研磨では直りません。
- 強く当てるほど研げる:接触が強すぎると砥粒が入りにくくなり、発熱や負荷を増やします。
- 研磨剤は多いほどよい:過剰塗布は飛散や不均一な研磨につながります。