園芸用語
ラッピングコンパウンド
別名: ラッピング剤 / 芝刈り機用研磨剤 / バックラッピングコンパウンド / backlapping compound
砥粒を油脂やジェル状の媒体へ分散し、リール刃と受刃のすり合わせ研磨に使う研磨剤です。
定義
ラッピングコンパウンドは、研磨用の砥粒を油脂、グリース、ジェルなどの媒体へ分散させ、リール式芝刈り機のリール刃とベッドナイフをすり合わせるために使う研磨剤です。ブラシで刃の接触部へ薄く塗り、リールを逆回転させると、砥粒が両方の刃先の軽い凹凸を削って整えます。
番手の目安
| 番手 | 性格 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 80番 | 粗め | 強い鈍化や軽微な傷の初期研磨 |
| 120番 | 中程度 | 日常的なバックラッピング |
| 180〜220番 | 細かめ | 粗い研磨後の仕上げや軽い鈍化 |
| 280番以上 | 極細 | 特殊な仕上げ用途 |
Foleyは120番を一般的な保守用、180〜220番を仕上げ用として紹介しています。機種、刃材、摩耗状態によって適切な番手が異なるため、取扱説明書や専用品の指定を優先します。
使い方の要点
- 少量を薄く塗る:厚塗りは飛散しやすく、不均一な研磨につながります。
- 接触状態を先に整える:刃が強く当たりすぎると砥粒が間へ入りにくくなります。
- 途中で状態を見る:一度に長時間続けず、停止して紙切りを確認します。
- 作業後に除去する:残った砥粒は使用中の摩耗を進めるため、洗浄・拭き取り・乾燥を徹底します。
選び方
初めて作業する場合は、飛散しにくく塗りやすいジェル状の機種対応品が扱いやすい選択です。粗い番手を習慣的に使うのではなく、軽い保守には細かい番手、切れ味が戻らない状態には本研磨というように、削る量を必要最小限にします。