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園芸用語

ブランチカラー

別名: 枝のえり / 枝の付け根の膨らみ / branch collar

枝の付け根に見られる膨らみで、枝を除去する際に傷つけず残すべき樹木の境界組織です。

定義

ブランチカラーとは、枝が幹や太い親枝につながる基部に見られる膨らみです。枝を付け根から除去するときは、この部分を幹側へ削り込まず、外側で切ります。ブランチカラーを残すことで、樹木が切り口を閉鎖し、腐朽の広がりを区画化する働きを保ちやすくなります。

見分ける位置

  • 枝の下側:幹と枝の境界に、輪郭のある膨らみとして見える場合があります。
  • 枝の上側:幹と枝の樹皮が合流する筋は、ブランチバークリッジと呼ばれます。
  • 境界が不明瞭な枝:膨らみが見えにくい場合でも、幹と平らに削らず、枝の付け根の外側に切断面を置きます。

剪定での使い方

枯れ枝や交差枝を除去するときは、先に枝の重さを落とし、最後にブランチカラーの外側で仕上げます。幹と平らに切るフラッシュカットは保護組織まで取り去り、長い切り残しは樹木が切り口を包み込みにくくします。切断位置は見た目の平らさではなく、枝と幹の生物学的な境界で決めます。

よくある誤解

  • ❌ 幹に近いほど回復が早い
  • ✅ 幹側へ削り込むと保護組織を傷つけるため、ブランチカラーの外側が基準です。
  • ❌ 膨らみは不要なので平らに仕上げる
  • ✅ 膨らみは切断位置を判断する重要な手掛かりです。