園芸用語
ブラウンパッチ
別名: Brown Patch / ブラウンパッチ病
西洋芝を中心に円形の褐色斑を生じるリゾクトニア性の芝草病害。
定義
ブラウンパッチは、主に西洋芝に円形から不整形の褐色斑を生じさせる芝草の病気です。気温が高く葉が長く濡れる条件で目立ちやすく、芝種、土壌、管理状態によって斑の大きさや見え方が変わります。茶色い部分を見ただけで断定せず、葉身の病斑、発生時期、水分条件を合わせて確認します。
見分ける要点
- 芝種:寒地型芝で問題になりやすく、日本芝のラージパッチとは分けて考えます。
- 斑の形:円形または不整形の褐色域として広がり、縁の色が目立つ場合があります。
- 発生条件:高温、多湿、長い葉濡れ、過剰な窒素施肥が重なると発生リスクが上がります。
- 確認方法:朝だけ見える菌糸や縁取りだけに頼らず、数日間の広がり方も記録します。
対処の考え方
まず夜間まで葉が濡れる水やりを避け、過剰施肥を止め、風通しと排水を見直します。殺菌剤を使う場合は、芝種と対象病害が製品ラベルの適用範囲に含まれるかを確認し、使用量、希釈倍率、使用回数を守ります。病気以外の乾燥、害虫、薬害でも褐色斑は生じるため、症状が急拡大する場合や判定できない場合は専門家へ相談します。