園芸用語
フウチソウ
別名: 風知草 / ウラハグサ / Hakone grass / Japanese forest grass
涼しげな細葉を弓なりに茂らせ、日陰や湿り気のある場所にも使いやすい日本の多年草。
定義
フウチソウは、細長い葉を弓なりに茂らせる日本の多年草です。涼しげな葉姿が風で揺れ、日当たりが弱い場所や湿り気のある土地でも育てやすいため、和風庭園だけでなく日陰の庭のグランドカバーにも用いられます。
主な特徴
- 日陰への適応:強い日差しが入りにくい場所でも葉姿を保ちやすく、シェードガーデンの細葉素材になります。
- 湿り気への適応:乾き切る場所より、ほどよく湿り気を保てる土に向きます。
- 低い草姿:大型グラスのような圧迫感を出しにくく、狭い庭や樹木の足元へ組み込みやすい種類です。
- 葉色の選択肢:緑葉のほか、明るい斑入り葉を庭の暗い部分のアクセントに使えます。
庭での活用
フウチソウは、飛び石や園路の縁、樹木の下、北側の花壇など、背の高いグラスが置きにくい場所に向きます。葉が同じ方向へ流れる草姿を生かし、点在させるより複数株をまとまりとして配置すると、地面を柔らかく覆う効果が出ます。ギボウシのような幅広い葉と組み合わせると、細葉との対比が明確になります。
管理の基本
植え付け後は根が張るまで乾かしすぎないようにし、真夏の強い西日が長く当たる場所は避けます。冬に地上部が枯れたら、春の芽出し前に古い葉を整理します。株が混み合って中心部の勢いが落ちたら、休眠期から芽出し前を目安に株分けして更新します。