庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

芝生のさび病

別名: さび病 / Turfgrass Rust / Rust Disease

芝葉に黄色斑と橙色の粉状胞子を生じる芝草の真菌病。

定義

芝生のさび病は、葉に小さな黄斑が現れ、進行すると橙色の粉状胞子が露出する真菌病です。遠目には芝面が黄色や橙色に見え、歩いた靴や芝刈り機に粉が付くことが識別の手掛かりになります。生育が弱った芝と長い葉濡れが重なる時期に目立ちます。

主なサイン

  • 初期:葉身に小さな黄色い斑点が現れます。
  • 進行時:葉の表面から橙色の粉状胞子が出ます。
  • 接触後:靴、衣服、芝刈り機に橙色の粉が移ることがあります。
  • 芝面全体:密度が落ち、黄色から橙色にくすんで見えます。

管理の要点

低すぎる刈り込みを避け、一度の刈り込み量を抑えながら定期的に感染葉先を除きます。夜の水やりや少量頻回の散水を避け、土壌診断に沿って不足も過剰もない施肥を行います。殺菌剤は選択肢ですが、対象病害への登録を確認し、まず刈り高、水分、土壌肥沃度、サッチを整えることが基本です。