園芸用語
延段
別名: 延べ段 / 敷石 / nobedan pathway
露地や日本庭園で、切石や自然石を一定の幅に敷き合わせてつくる連続した石張りの園路。
Definition
延段は、露地や日本庭園の園路に、切石・自然石・玉石などを一定の幅で連続して敷き合わせる石張りの通路です。石を離して据える飛石より足元が連続するため、歩きやすさを確保しながら、石の形と目地の流れで景観をつくれます。
主な形式
- 真の延段:角の整った切石を直線的に敷き、硬質で格式のある表情をつくります。
- 行の延段:切石と自然石を組み合わせ、整然さと自然味の中間を狙います。
- 草の延段:自然石を中心に不規則に組み、柔らかく自由な印象に仕上げます。
設計と施工の要点
石は先に仮置きし、目地が一点へ集中する四つ目地や、一本の線として長く通る通し目地を避けて配置します。歩行面のぐらつきと段差を抑え、雨水が滞留しないよう園路全体に排水方向を与えることも欠かせません。施工範囲や石材、固定方法によって必要な基礎が変わるため、日常動線や車両荷重がかかる場所は専門業者への相談が安全です。