庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

パンパスグラス

別名: シロガネヨシ / 白銀葭 / 姫パンパスグラス / Pampas grass

南アメリカ原産で、銀白色などの大きな羽毛状の穂を付ける大型のイネ科多年草。

定義

パンパスグラスは、南アメリカの草原地帯を原産とし、細長い葉の上に大きな羽毛状の穂を付けるイネ科の多年草です。和名はシロガネヨシで、大型種は成株になると庭で強いフォーカルポイントになります。

主な特徴

  • 大きな完成サイズ:大型種は背丈が2〜3mに達するため、苗の大きさではなく成株の幅と高さで場所を決めます。
  • 鋭い葉縁:葉の縁に鋭い部分があり、剪定では厚手の手袋と目の保護が必要です。
  • 雌雄異株:雌株の穂は毛が長くふわりと見え、雄株は比較的細い穂になります。
  • 小型品種:プミラなどは大型種より抑えやすいものの、1〜2m前後まで育つ可能性を見込んで配置します。

庭での活用

広い庭では単植して視線を集めたり、列植して軽やかな目隠しにしたりできます。限られた庭では、小型品種を選び、通路や窓の近くを避けると葉によるけがと圧迫感を減らせます。鉢でも育てられますが、地植えより葉の広がりと穂数が抑えられるため、鉢植えでは小型品種が向きます。

管理の注意

日当たりと水はけのよい場所に植え、肥料は控えめにします。肥料が多すぎると株だけが大きくなり、穂が出にくくなる場合があります。刈り込みでは新芽と株元を傷めない位置を選び、地域の寒さに応じて枯れ葉を防寒材として残すか、春の新芽前まで待って整理します。大株の掘り上げや株分けは重作業になるため、育ち切る前のサイズ管理が重要です。