庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

土壌構造

別名: 団粒構造 / 土の構造 / soil structure

土粒子が集まってできる配列や塊の状態で、排水性・保水性・通気性・根の伸長を左右します。

Definition

土壌構造とは、砂・シルト・粘土などの土粒子がどのように集まり、孔隙を作っているかを示す状態です。園芸で理想とされる団粒構造では、小さな土粒子が塊を作り、塊の内外に大きさの異なる隙間ができます。その結果、水を通しながら一部を保持し、根へ空気も供給できます。

構造を崩す要因

  • 雨直後の湿った土を強く耕すこと
  • 同じ深さを繰り返し踏み固めること
  • 裸地のまま強い雨へさらすこと
  • 有機物を目的や量を考えずに投入すること

土が硬いからと細かく砕き続けるだけでは、乾燥後に再び締まることがあります。排水経路、踏圧、有機物、作土深を分けて確認し、表面はマルチで保護します。

改善の考え方

粘土質では排水先の確保と有機物補給を組み合わせ、砂質では有機物による保水性と保肥力の改善を優先します。鉢では粒径の異なる用土を配合し、根詰まりした古土は再生処理または交換を検討します。構造改善は一回で完了せず、踏圧を避け、作付け後も有機物の循環を維持する管理です。