園芸用語
四つ目垣
別名: 四ツ目垣 / よつめがき / yotsume fence
4段の胴縁と立子を格子状に組み、庭内の仕切りに使う代表的な透かし竹垣です。
四つ目垣
Definition
四つ目垣とは、水平に渡した4段の胴縁と垂直の立子を交差させ、四角い透かし模様を作る竹垣です。向こう側を完全には隠さないため、茶庭の中門周辺や園路など、視線を残しながら空間を区切りたい場所に使われます。
主な構成要素
- 親柱・支柱:垣根全体を支え、胴縁を受けます。
- 胴縁:4段を基本に水平へ渡し、格子の横線を作ります。
- 立子:胴縁と垂直に交差させ、節の位置と間隔を整えます。
- 染縄:交点を男結びやからげ結びで固定し、ぐらつきを抑えます。
作り方の要点
最初に支柱を安定させ、胴縁の高さをそろえて固定します。次に立子の位置を測って配置し、竹の芽を正面に向けて交点を結びます。AGRI PICKの作例では、高さ90cm・幅300cmに対して、5尺の焼杭3本、3mの胴縁4本、90cmの立子21本が使われています。寸法をそのまま流用せず、設置幅と支柱条件に合わせて本数を計算します。
向く場所
四つ目垣は目隠しよりも仕切りと景観演出に向きます。風を通しやすく圧迫感が少ない一方、道路や隣家からの視線を遮る用途には適しません。初めて竹垣を組む場合は、構造が読み取りやすく、材料の交換もしやすい形式です。