園芸用語
ゼオライト
別名: 沸石 / zeolite
吸着性とイオン交換性を持ち、ハイドロカルチャーでは水質管理に使われる多孔質鉱物。
定義
ゼオライトは、細かな孔を持ち、吸着性とイオン交換性を示すアルミノケイ酸塩鉱物です。園芸では土壌改良材として使われ、ハイドロカルチャーでは容器内の水質を保ちやすくする補助材や、根腐れ防止材として容器の底へ敷かれます。
主な働き
- 吸着:水中の一部の物質を多孔質構造へ取り込みます。
- イオン交換:水中のイオンと鉱物表面のイオンが入れ替わる性質を持ちます。
- 水質管理の補助:水が滞留する穴なし容器で、においや汚れの蓄積を抑える目的に使われます。
- 培地との併用:ハイドロボールや溶岩石と組み合わせ、通気性と水質管理を分担させます。
ハイドロカルチャーでの使い方
一般的な植え付けでは、容器の底が隠れる程度にゼオライト系の根腐れ防止材を敷き、その上へハイドロボールと植物を入れます。ゼオライトだけで根腐れを完全に防げるわけではありません。水位を高くしすぎず、古い水をため続けない管理と組み合わせます。
交換の目安を考える視点
ゼオライトの吸着能力は無限ではないため、長期間使い続ければ管理効果は弱まります。容器と培地を洗う大きなメンテナンスの際に状態を確認し、汚れやにおいが残る場合は新しいものへ交換します。植物の根が黒く柔らかくなっている場合は、補助材の追加より先に水位と傷んだ根を見直します。