庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

別名: 降霜 / しも / frost / 地表霜

地表や植物表面に水蒸気由来の氷晶が付着する低温時の気象現象。

定義

は、地表や植物の葉などが強く冷え、その表面へ空気中の水蒸気由来の氷晶が付着する現象です。園芸では、葉や芽の凍結、根鉢の低温、乾燥が重なるため、寒さに弱い植物の保護判断に使う重要な指標です。

主な特徴

  • 発生場所:地面、葉、鉢、資材など地表付近の冷えた表面に現れます。
  • 見え方:白い氷晶として確認できますが、霜が見えなくても低温障害は起こり得ます。
  • 植物への影響:柔らかい新芽や花、含水量の多い組織ほど傷みやすくなります。
  • 鉢植えの注意:地植えより根鉢の温度が変わりやすく、風の影響も受けます。

解説

霜対策は、葉を覆うだけでなく、置き場所、風、土の水分、植物の耐寒性を合わせて考えます。鉢は軒下や壁際へ移し、地面からの冷えを避けます。不織布などを使う場合は葉へ密着させず、日中に過熱しないよう調整します。夕方に過剰な水やりをして鉢内を常に湿らせる方法は、根の低温と過湿を重ねるため避けます。

活用シーン

天気予報で冷え込みが予想される夜、植え付け直後の苗、春先の新芽、屋外越冬中の鉢を守るときに確認します。被害後は黒変した部分をすぐ大きく切らず、生きた芽と回復範囲を見極めてから手入れします。

関連用語

  • 水やり:冬は気温と用土の乾きを見て時間帯を選ぶ管理。
  • 高温ストレス:霜とは反対に、高温で植物が受ける負担。