園芸用語
ポールソー
別名: 高枝ノコギリ / 高枝切りバサミ / 高枝切鋏 / pole saw / pole pruner
長いポールの先端にノコギリ刃や剪定刃を備え、地上から高い枝を切るための剪定道具です。
定義
ポールソーは、長いポールの先端にノコギリ刃または剪定刃を取り付け、地上に立ったまま高い枝へ届かせる剪定道具です。日本では、細枝を挟んで切る製品を「高枝切りバサミ」、太めの枝を引き切りする製品を「高枝ノコギリ」と呼ぶことが多く、両方の機能を備えた兼用型もあります。
主な種類
- グリップ式:手元のグリップ操作を先端刃へ伝えます。細枝を狙いやすく、軽量な製品が中心です。
- ロープ式:ロープを引いて刃を閉じます。力を伝えやすい一方、枝へロープが絡まない操作空間が必要です。
- ノコギリ式:往復運動で枝を引き切ります。ハサミの公称切断径を超える枝へ切り替える用途に向きます。
- 電動式:バッテリーで剪定刃やチェーンを動かします。切断力は得やすいものの、先端重量と反力を扱えることが条件です。
選び方の軸
ポールの最長寸法だけでなく、最短寸法、全体重量、公称切断径、先端角度、キャッチ機能、替刃の入手性を確認します。長く伸ばすほど先端の小さな動きが手元で大きく感じられるため、届く長さと保持できる重さを同時に判断します。細い生枝は剪定刃、硬い枝や太い枝はノコギリへ切り替え、刃の能力を超えてグリップをこじらないことが基本です。
安全に使う条件
作業者は枝の真下を避け、落下範囲から人・車・壊れやすい物を移動させます。電線付近、傾斜地、亀裂のある幹、切断後の動きを制御できない太枝は家庭用ポールソーの範囲外です。保護メガネ、頭部保護具、手袋を用い、伸縮ロックと刃の固定を作業前に点検します。