庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

日光

別名: 太陽光 / 自然光 / sunlight

太陽から地表へ届き、植物の光合成と生育環境を左右する自然光です。

定義

日光とは、太陽から地表へ届く自然光です。植物は葉が受けた光を光合成に利用しますが、栽培では光があるかないかだけでなく、強さ、当たる時間、直射光か散乱光か、季節による変化まで含めて置き場所を判断します。

植物に届く日光の見方

  • 強さ:照度計ではルクス、英語圏の園芸資料ではフットキャンドルなどで明るさを表します。
  • 時間:一日に光が当たる長さに加え、午前の光か、気温が上がった午後の光かも確認します。
  • :直射光、木漏れ日、薄雲を通った光、窓やカーテンを通した光では植物へ届く量が異なります。
  • 距離:室内では窓から離れるほど光が弱くなり、カーテン、網戸、外の建物や樹木も光量を変えます。

置き場所へ当てはめる方法

園芸ラベルの「日なた」「半日陰」「日陰」は、植物が好む日光条件を置き場所と照合するための区分です。日なたは長く直射日光が当たる場所、半日陰は午前に日が当たり午後に日陰になる場所や数時間だけ直射光が入る場所、日陰は直射日光がほぼ当たらない場所として扱われます。同じ方角でも、ひさし、隣家、樹木、季節によって実際の日光は変わります。

室内では南側の窓辺が一般に明るく、東西の窓は時間帯によって光が変わり、北側は直射光が少ない傾向があります。ただし、方角だけで決めず、候補地点を朝・昼・夕に観察するか照度計で測る方が確実です。

多すぎる光と少なすぎる光

日光が不足すると、茎が間延びする徒長、葉色の退色、花つきや生育の低下が現れることがあります。反対に、室内で育てた株を急に強い屋外光へ移すと、葉が退色・褐変する葉焼けを起こすことがあります。移動時は日陰から始め、植物の反応を見ながら段階的に明るい場所へ慣らします。