園芸用語
ボックスウッド
別名: 西洋ツゲ / セイヨウツゲ / Buxus sempervirens / boxwood
小さな葉が密につき、刈り込みによる生垣やトピアリー仕立てに向く常緑低木です。
定義
ボックスウッドは、ツゲ科ツゲ属に分類される常緑低木です。小さな葉が密につき、枝がよく分かれ、刈り込み後の面を整えやすいため、低生垣、花壇の縁取り、球形や四角形のトピアリーに利用されます。日本では西洋ツゲとも呼ばれます。
トピアリーに向く特徴
- 細かな葉:曲面や角の輪郭が粗く見えにくく、球形や低い幾何学形を作りやすい性質です。
- 密な枝分かれ:新しい外形を少しずつ育てながら、表面の隙間を埋めやすい性質です。
- 比較的ゆっくりした生育:完成後の輪郭が急に崩れにくく、維持管理の見通しを立てやすい植物です。
管理上の注意
枝葉が密になるため、外側だけを繰り返し刈ると内部へ光と風が届かず、蒸れや枯れ込みにつながります。表面を整える作業に加え、内部の枯れ枝と混み合う枝を取り除きます。弱った株を一度に強く切ると回復に時間がかかるため、大きく形を変えるときは生育期に段階的に行います。
活用シーン
鉢植えの球形は玄関やテラスの焦点に、低い四角形は花壇の縁取りに向きます。洋風の整形式庭園だけでなく、花やカラーリーフを囲む低い緑の輪郭としても使えます。常緑の葉を保つ一方、過湿と高温多湿には注意し、日当たりと風通しのバランスを取ります。