庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

トピアリー

別名: トピアリー仕立て / 刈り込みトピアリー / topiary

植物を刈り込みや誘引で人工的・立体的な形に仕立て、継続的に管理する園芸造形です。

トピアリー

定義

トピアリーとは、生きた植物を剪定、刈り込み、誘引などで人工的・立体的な形に仕立てる園芸造形です。球や円錐などの幾何学形から動物形まであり、植物の成長を止めるのではなく、新芽を育てながら外形を繰り返し整える点が特徴です。

主な種類

  • 刈り込み型:樹木や低木の枝葉を直接切り、球、円錐、立方体、らせんなどの輪郭を作ります。
  • メッシュ型:樹木に金網フレームをかぶせ、外へ伸びた枝葉をフレームに沿って切ります。
  • つる植物型:立体フレームへつるを誘引し、骨格を植物で覆います。
  • スタッフド型:フレームへ水苔を詰め、つる性植物などを植え込んで面を作ります。

植物と形の選び方

小葉で枝が密になりやすく、刈り込み後も芽を出しやすい常緑植物が扱いやすい素材です。初めて作る場合は、苗木の自然な樹形に近い球形や円錐形を選ぶと、切る量を抑えられます。動物形や細いらせんは輪郭の基準が多く、フレームやひもを使って段階的に作ります。

維持管理

輪郭から飛び出した新梢だけを小刻みに整える管理と、内部の枯れ枝や混み合う枝を取り除く管理を分けて考えます。表面だけを刈り続けると内部へ光と風が届きにくくなるため、樹種に合う時期を選んで透かし剪定も行います。弱った株や猛暑期の強い刈り込みは避け、清潔で切れ味のよい道具を使います。