園芸用語
常緑植物
別名: 常緑性植物 / エバーグリーン / evergreen plant / 常緑樹 / 常緑木 / evergreen tree / evergreen-plant
季節を通じて葉を保ちながら順次更新する植物の総称です。
定義
常緑植物は、特定の季節にすべての葉を落とさず、古い葉と新しい葉を順次入れ替えながら年間を通して葉を保つ植物です。グランドカバーでは冬の地表を覆いやすい性質として重視されますが、寒冷地や強い霜では葉色が変わったり、地上部が傷んだりする場合があります。
選ぶときの確認点
- 地域の最低気温:常緑性の表示だけでなく、耐寒性と植栽地の気候を照合します。
- 冬の葉姿:緑を保つ、赤褐色へ変わる、地上部が減るなど品種差があります。
- 日照条件:日向向きと日陰向きでは、同じ常緑でも葉密度が変わります。
- 蒸れやすさ:葉が密な種類は梅雨前の間引きや切り戻しが必要です。
グランドカバーでの役割
常緑性は冬の景観と地表被覆を保つ判断軸になります。ただし、常緑であることだけで雑草抑制や管理の少なさが決まるわけではありません。広がる速度、草丈、踏圧への強さ、越境しやすさを合わせて評価します。
具体例
芝桜は常緑多年草として扱われますが、多湿を嫌うため梅雨前の刈り込みが向きます。アジュガは日陰に適した常緑多年草で、過密になると蒸れやすいため間引きが必要です。地域によって落葉する半常緑種もあるので、苗ラベルの耐寒性を確認します。