園芸用語
萌芽
別名: 芽吹き / 発芽開始 / budbreak
萌芽は、休眠していた芽が動き始め、芽鱗が開いて新しい葉や枝が伸び始める生育段階です。
定義
萌芽とは、休眠していた芽が春の気温上昇などを受けて活動を再開し、新芽が外へ伸び始める生育段階です。休眠中より組織の水分量が増えるため、遅霜による凍結被害を受けやすくなる転換点でもあります。
生育上の変化
- 休眠の解除:芽が低温への備えを解き、生長へ切り替わります。
- 含水率の上昇:伸長する組織へ水が移り、氷の形成に弱くなります。
- 耐寒性の低下:休眠芽で働いていた脱水や糖・タンパク質による保護が弱まります。
- 器官の展開:葉、花、枝になる組織が外気へ直接さらされます。
霜との関係
遅霜の危険度は暦日だけでなく、萌芽がどこまで進んだかで大きく変わります。早春の高温で萌芽が前進すると、その後に同じ強さの冷え込みが来ても、休眠中より被害が大きくなる可能性があります。品種や庭内の場所によって芽吹きの早さが違うため、植物ごとの観察が必要です。