庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

休眠

別名: 植物の休眠 / 休眠期 / dormancy

植物が低温や短日などに応じて生育活動を抑え、不利な季節を乗り越える生理状態です。

Definition

休眠とは、植物が低温や日長の変化などに応じて、生長や代謝を抑えながら不利な季節を乗り越える生理状態です。地上部が枯れたように見える多年草でも、地下部の根や芽が生きている場合があります。休眠中は水や肥料の要求量が生育期より小さくなるため、夏と同じ頻度で管理すると過湿や肥料過多を招きます。

冬の管理との関係

  • 水やり:土の乾きと植物の種類を確認し、生育期より間隔を空けます。
  • 肥料:冬も開花・生育する植物を除き、休眠中の追肥は控えます。
  • 剪定:枯れた地上部を整理できる種類と、冬に切ると傷む種類を分けます。
  • 置き場所:耐寒性が足りない植物は、休眠していても凍結から保護します。

見分け方

休眠と枯死は外観だけでは判断しにくいため、植物名と越冬形態を確認します。宿根草では地上部がなくても地下芽から春に再生する一方、常緑植物の急な葉落ちは低温や過湿の障害である場合があります。新芽が動く時期まで水分を切らしすぎず、暖かくなってから通常管理へ段階的に戻します。