園芸用語
霜害
別名: 凍霜害 / 霜による被害 / frost injury
霜害は、植物組織内外の水分が凍結し、葉・芽・花・果実などが傷む低温障害です。
定義
霜害とは、低温で植物組織の水分が凍り、細胞が脱水したり壊れたりして起こる被害です。葉や新芽の黒変・萎れ、花の枯死、幼果の変形などとして現れ、特に水分量の多い生育中の組織で起こりやすくなります。
主な症状
- 葉・新芽:水浸状になった後、黒色または褐色へ変化します。
- 花:雌しべなどが傷み、開花していても結実しない場合があります。
- 幼果:表面が粗くなったり形がいびつになったりし、品質へ影響します。
- 生長点:先端が枯れ、脇芽からの回復を待つ必要が生じます。
被害の見方
低温直後は健全に見えても、解凍後に症状がはっきりする場合があります。凍った部分をすぐ切らず、組織の境界が分かるまで観察するのが基本です。被害の重さは最低気温だけでなく、低温が続いた時間、生育段階、植物の耐寒性、表面の水分などで変わります。