庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

点滴灌漑

別名: ドリップ灌漑 / 点滴灌水 / ドリップシステム / drip irrigation

チューブや吐出口から少量の水を根域へ直接供給する灌漑方式です。

定義

点滴灌漑は、細いチューブと吐出口を使い、植物の根域へ少量ずつ水を届ける灌漑方式です。地表全体へ散水する方式と異なり、必要な位置へ水を集中させやすく、葉を濡らさずに花壇、菜園、鉢植えを管理できます。

主な構成要素

  • 元栓側の部品:タイマー、逆流防止、フィルター、減圧器で運転条件を整えます。
  • 主管と細管:水を各植栽ゾーンへ運びます。
  • 吐出口:ドリッパーや点滴チューブから根域へ給水します。
  • 固定具と終端部品:チューブのずれ、折れ、漏れを抑えます。

配置と保守

吐出口の間隔は土中で水が横へ広がる性質に合わせます。砂質土では狭く、粘土質土では広くする考え方が基本です。目詰まりを防ぐためにフィルターを使い、運転前後に漏れ、詰まり、チューブの外れを点検します。マルチの下へ固定すると転倒リスクと蒸発を抑えやすくなります。