園芸用語
花芽分化
別名: 花芽の分化 / かがぶんか / flower bud differentiation
枝や芽の成長点が、葉や枝ではなく花をつくる方向へ変化する過程です。
花芽分化
定義
花芽分化とは、枝や芽の成長点が葉や枝をつくる栄養成長から、花をつくる生殖成長へ変化する過程です。翌春に咲く温帯の花木では、夏から秋にかけて翌年の花芽がつくられる例が多く、剪定時期を決める重要な手掛かりになります。
判断に使う要素
- 分化する時期:花後すぐか、夏から秋か、春の新梢が伸びてからかを確認します。
- 花芽ができる位置:枝先の頂芽、葉の付け根の腋芽、または両方かを見ます。
- 枝の年齢:当年枝で咲くか、前年枝で冬を越してから咲くかを区別します。
- 樹勢と環境:樹齢、日照、栄養状態、強い剪定の影響も花芽の形成に関係します。
剪定への活用
花芽分化前なら、翌季の花芽を直接切る危険を減らせます。一方、すでに分化した後は、枝先を一律に刈り込まず、枯れ枝や交差枝を付け根から抜く軽い剪定を優先します。樹種が分からない場合は花後を基本の確認時期にすると、安全側で判断できます。