園芸用語
フレンチラベンダー
別名: ストエカスラベンダー / Lavandula stoechas / French lavender / Spanish lavender
花穂の上にウサギの耳状の花弁状苞をつけ、暖地で観賞しやすいラベンダー属の常緑性低木。
定義
フレンチラベンダー(Lavandula stoechas)は、シソ科ラベンダー属の常緑性低木です。花穂の頂部にウサギの耳に似た大きな花弁状苞をつけるため、イングリッシュラベンダーと見分けやすく、香りの収穫よりも花姿を楽しむ観賞植栽で選ばれます。
主な特徴
- 花姿:濃い花穂の上に、明るい紫色などの目立つ花弁状苞がつきます。
- 気候適性:イングリッシュ系より暑さに対応しやすい一方、耐寒性は相対的に弱めです。
- 香り:品種差はありますが、一般にイングリッシュ系ほど強い芳香を目的としません。
- 生育環境:日なたと乾きやすい土を好み、株元の過湿を避けます。
栽培で重要な条件
暖地の庭や鉢植えでは選びやすい系統ですが、日本の梅雨を無条件に得意とするわけではありません。風通しと排水性を確保し、夏の花後は軽く切り戻します。地際まで強く切ると回復しにくいため、葉のある部分を残して整えます。
活用シーン
花壇や寄せ植えの視覚的なアクセント、春から初夏の玄関まわり、暖地で管理しやすいラベンダーを探す場合に向きます。寒冷地では鉢植えにして冬の置き場所を調整する方法が現実的です。