園芸用語
霜対策
別名: 防霜 / 凍霜害対策 / frost protection
霜対策は、放射冷却や寒気による低温から植物の芽・花・葉を守り、凍結被害を抑えるための予防と管理です。
定義
霜対策とは、春や秋の冷え込む夜に、植物体や地表付近の温度低下を抑え、芽・花・葉などの凍結を防ぐための管理です。家庭園芸では被覆、鉢の移動、土壌水分の管理などを組み合わせ、農業では散水氷結法、防霜ファン、燃焼法なども用いられます。
主な方法
- 被覆:園芸用不織布などで植物と地面から逃げる熱を包み込みます。
- 置き場所の調整:鉢を軒下や壁際へ移し、冷気がたまりやすい場所を避けます。
- 土壌水分の管理:乾いた土より熱を蓄えやすい湿った土を利用し、夜間の急な冷却を緩和します。
- 農業設備:果樹園などでは散水氷結法、防霜ファン、燃焼法が検討されます。
判断のポイント
対策の要否は暦だけで決めません。晴天、弱風、予想最低気温、植物の生育段階、庭の高低差を合わせて判断します。休眠中の芽より、萌芽後の新芽や開花中の花のほうが低温に弱いため、同じ気温予報でも守る優先順位が変わります。