園芸用語
油かす
別名: 油粕 / 菜種油かす / oil cake fertilizer
植物油の搾油後に残る有機質資材で、ぼかし肥料では窒素分を補う材料として使われます。
定義
油かすは、大豆・菜種・綿実などから油を搾った後に残る有機質資材です。家庭園芸では有機肥料として利用され、ぼかし肥料づくりでは米ぬかと組み合わせて主に窒素分を補う材料になります。
主な種類
- 菜種油かす:園芸店やホームセンターで入手しやすく、米ぬかぼかしの配合に使われます。
- 大豆油かす:大豆の搾油後に残る資材で、窒素を含む有機質肥料です。
- 綿実油かす:綿実の搾油後に生じる資材で、ほかの油かすと同じく配合原料になります。
ぼかし肥料での使い方
油かすは単独で大量に加えるのではなく、米ぬかなど炭素を含む資材と混ぜて発酵させます。米ぬかを多め、油かすを少なめにした簡潔な配合は、材料管理がしやすいため初心者向きです。窒素分を増やしたい場合に油かすを増やす考え方がありますが、完成した肥料を多用すると窒素過多や肥料焼けを招く可能性があります。
活用上の注意
植物の種類や土に残る養分によって必要量は異なります。葉ばかり茂る場合は窒素が多すぎる可能性があるため、配合だけでなく施肥量も見直します。初回は同じレシピを記録し、原料を増やす前に発酵のにおい・水分・完成後の植物反応を確認します。