庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

みどり摘み

別名: 芽摘み / ミドリ摘み / candling / pine candling

みどり摘みは、春に松の枝先から伸びる柔らかな新芽を選んで指で折り、伸長と枝の方向を調整する手入れです。

定義

みどり摘みは、春に松の枝先から伸びる柔らかな新芽を選び、指で折って長さや本数を調整する手入れです。新芽が硬くなる前に行い、強く伸びた芽は大きく抑え、弱い枝では芽を多めに残します。庭木の大きさと枝の方向を整える目的で行い、古葉を取るもみあげとは時期も対象も異なります。

基本の見分け方

  • まだ柔らかい芽:指で無理なく折れるため、みどり摘みの適期です。
  • 強い芽:長く太く伸び、樹冠から突き出しやすい芽です。
  • 弱い芽:短く細い芽で、取りすぎると枝の勢いを落とします。
  • 残す方向:枝を伸ばしたい方向へ向く芽を優先します。

作業時の考え方

全枝を同じ長さに揃える作業ではありません。樹冠上部と外側の強い部分はやや強めに抑え、下枝や内側の弱い部分は軽く整えます。ハサミで針葉ごと切ると切断面が褐変して見えやすいため、芽が柔らかいうちは指で扱います。芽が硬化した場合は無理に折らず、その年の樹勢と翌年の芽を見ながら別の手入れへ切り替えます。