庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

台芽

別名: 台木の芽 / 台芽シュート / rootstock sucker / sucker

接ぎ木苗の接合部より下にある台木から伸びる芽で、穂木品種と競合するため早期確認が必要です。

定義

台芽とは、接ぎ木苗の接合部より下にある台木から伸びる芽や枝です。バラ苗では、ノイバラ台木の芽が園芸品種の穂木より勢いよく伸びる場合があります。放置すると株の養分と光を奪い、外観も本来の品種と異なる枝が増えるため、発生位置を確認して早めに整理します。

見分ける手掛かり

  • 発生位置:接合部より下、地際、または土中の台木部分から出ます。
  • 葉の違い:穂木品種と小葉の数、色、質感が異なる場合があります。
  • 刺の違い:刺の有無や形が、育てている品種の枝と違うことがあります。
  • 伸び方:穂木より直線的または旺盛に伸び、短期間で長い枝になる場合があります。

取り除き方

台芽の位置をたどり、土で隠れていれば株元を傷めないように少し土をよけます。枝の途中だけを切るのではなく、台木から出た付け根を確認して除きます。接合部や主根を傷つけそうな位置なら、無理に引きちぎらず清潔な刃物で処理します。

よくある誤解

台芽は「勢いのよい新梢」すべてを指す言葉ではありません。接合部より上の穂木から出るベーサルシュートは、更新枝として残す場合があります。葉の形だけで決めず、芽が台木と穂木のどちらから出たかを確認することが判断の中心です。