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園芸用語

種子の発芽能力

別名: 種子活力 / 発芽能力 / seed viability

適切な条件で正常に発芽できる種子の生存状態と、その割合で評価する品質指標。

種子の発芽能力

定義

種子の発芽能力とは、保存された種子が適切な水分・温度・酸素条件のもとで正常に発芽できる状態を指します。家庭では、一定数の種子を湿らせたペーパー上で発芽させ、発芽した数の割合を求める簡易発芽試験によって、播種前のおおよその状態を確認できます。

発芽能力を下げる要因

  • 高温:種子の呼吸や劣化が進みやすくなります。
  • 高湿度:カビや早期の吸水を招き、保存性を損ないます。
  • 乾燥不足:果肉や洗浄水が残ったまま密閉すると、保存中の傷みにつながります。
  • 保存期間:適切に保存しても、発芽する種子の割合は徐々に低下します。
  • 未熟な採種:種子が十分に成熟する前に採ると、発芽が揃いにくくなります。

家庭での確認方法

湿らせたキッチンペーパーに種子を並べ、折りたたんで密閉袋に入れます。作物名と開始日を記録し、その作物が発芽しやすい温度で管理します。発芽数を試した総数で割って割合を出し、低い場合は播種量を増やすか、新しい種子へ切り替えます。

発芽率との違い

発芽率は定めた条件と期間で発芽した割合を数値で表した結果です。一方、発芽能力は種子が生きていて発芽できる性質そのものを指します。休眠や低温湿潤処理の必要性が原因で発芽しない場合もあるため、無発芽をただちに「死んだ種」と判断しないことが大切です。