園芸用語
種まき
別名: 播種 / タネまき / seed sowing
植物の種子を適切な時期・深さ・水分条件でまき、発芽と初期生育につなげる作業です。
定義
種まき(播種)は、植物の種子を発芽に適した時期、深さ、水分、温度の条件で土や育苗用土にまく作業です。発芽後の根と芽が健全に伸びるよう、種子の大きさや好光性・嫌光性に合わせて覆土の厚さを変え、発芽まで乾燥させないことが基本です。
主な方法
- 直まき — 花壇や鉢の定位置に直接まき、移植を嫌う植物や大粒種に向きます。
- 箱まき — 育苗箱へまとめてまき、本葉が出た苗を別の容器へ移します。
- ポットまき — ポットごとに少数をまき、根を傷めにくい状態で定植できます。
- すじまき・点まき — 種子を列状または一定間隔に配置し、間引きと管理をしやすくします。
成功条件
種袋に記載された播種適期と発芽適温を優先し、清潔で排水性のよい用土を使います。細かな種子は水流で流れやすいため、底面から吸水させるか霧状の水を与えます。発芽後は光と風を確保し、混み合った苗を早めに間引くことで徒長と蒸れを防ぎます。
具体例
春まき一年草は、十分に気温が上がってから直まきするか、室内で早まきして遅霜後に定植します。秋まき一年草は、厳冬前に根を張れる時期から逆算してまきます。地域差が大きいため、カレンダーの月だけでなく地温と天気予報を合わせて判断します。