庭世界 日本の気候に合わせた家庭園芸の育て方と道具選び

園芸用語

自家結実性

別名: 自家和合性 / 自家受粉性 / self-fertility / self-compatible

同じ樹の花粉で受粉・結実でき、別品種の受粉樹がなくても果実をつけられる性質です。

自家結実性

定義

自家結実性とは、同じ樹または同じ品種の花粉で受精し、果実をつけられる性質です。サクランボでは「自家和合性」とも表現されます。山形県育成の紅きらりは、自分の花粉だけで結実する品種として紹介され、ステラやラパンも海外の園芸・品種資料で自家結実性が確認されています。

苗木ラベルでの確認項目

  • 自家和合性・自家結実性:1本だけで結実できることを示す明記があるか確認します。
  • 品種名:似た名称や系統名ではなく、登録された品種名を確かめます。
  • 台木と樹高:自家結実性とは別に、置き場所へ収まる大きさかを見ます。
  • 地域適性:冷涼地向けか、暖地でも育てやすい系統かを確認します。

自家結実性が解決しない問題

自家結実性は「別の受粉樹を用意する必要」を減らす性質であり、日照不足、開花期の霜、訪花昆虫の不足、過湿、裂果までは解決しません。また、自家結実性のある樹でも、相性のよい別品種が近くにあると収量が増える場合があります。1本植えでは、人工授粉や開花期の保護も結実を安定させる選択肢です。