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園芸用語

シバツトガ

別名: 芝苞蛾 / ツトガ / Parapediasia teterrellus

芝の葉や砂粒で苞を作り、夜間に葉と茎を食害する芝生害虫の幼虫です。

シバツトガ

定義

シバツトガは、幼虫が芝生の葉や茎を食べる蛾です。幼虫は芝の葉や砂粒を糸でまとめた「苞(つと)」を作り、日中はその中に潜みます。夜間に苞から出て食害するため、昼の観察だけでは見逃しやすい害虫です。

見分け方と被害

地際の苞、糸状のトンネル、緑色の糞、葉や茎が地際近くで短く切られた跡が確認の手掛かりです。発生情報では5月から10月が注意期とされ、梅雨明け以降に被害が拡大しやすくなります。褐色斑は犬の尿、乾燥、病気にも似ますが、シバツトガでは食べられた葉と苞・糞を組み合わせて判断できます。

調べ方と管理

被害境界のサッチを分けて苞や糞を探し、夕方から夜に幼虫の活動を確認します。Penn State Extensionが北米のsod webwormで示す石けん水調査は、幼虫を地表へ追い出して密度を見る方法です。ただし、日本のシバツトガへ使う場合も石けん水は確認用にとどめ、防除資材として扱いません。

防除では、過剰なサッチを減らし、乾燥ストレスを避けて芝の回復力を保ちます。薬剤が必要なら、芝とシバツトガに登録のある製品を発生初期に使い、ラベルの希釈倍率・散布量・使用回数を守ります。